めざせ世界の果てを!パタゴニア縦断ツーリング 15日間 添乗レポート(後編)

旅も中盤、カラファテからペリトモレノ氷河に向かいます。国立公園のゲートを通過して少し進むと、遠くに氷河が見えてきました。

更に進み、バイクを駐車場に停めて、徒歩で氷河の見学へ。近づくにつれ氷河の青さが綺麗に見えます。

ランチは、特別にお願いしてチョリパンを頂きました。焼きたてのチョリソをパンに挟んだだけのものですが、かなり美味しかったです。

食後は、クルーズ船に乗り、より氷河へ近づきます。

クルーズ後は、各自ホテルまでフリー走行。

翌日からさらに南下。標高も上がっていきます。

チリ国境を越えてトレス・デル・パイネ国立公園へ。

パイネ国立公園内でのキャンプ泊。

天気も良くなり、湖畔沿いをツーリング。パイネ国立公園をあとにします。

廃農場などを見学しながら、フエゴ島へ向かいます。

タイミング良く、待ち時間も無くフェリーに乗船。

ツーリング最終日は雨の中のスタートです。再び国境を越えてアルゼンチンへ戻ります。

途中立ち寄ったリオ・グランデの町にはフォークランド紛争時の戦闘機などが屋外展示されていた。

また、ガリバルディ峠を越えたところにあったMOTO CAFEには、1967年に日本を出発して1969年にウシュアイアにたどり着いた日本人のホンダ・ベンリー125(レプリカ)が展示されていた。

そして南米最南端の町ウシュアイアに到着。雨も上がってきました。

ツーリングは更に西へ向かい、アラスカを始点としたパンアメリカン・ハイウェイの終点も訪れました。

そしてウシュアイアに戻りホテル到着。皆様無事に約3,000㎞を完走しました!

今回はフライトの関係でウシュアイア到着日にさよならディナーとなりました。シーフードから熟成肉まで堪能させていただきました。

最終日は快晴の中、ビーグル水道クルーズを楽しみ、帰路の途につきました。

最後の最後にフライトキャンセルがありましたが、1日遅れで日本に戻ることができました。ご参加の皆様、どうもありがとうございました。またのご参加お待ちしております。また今回ツアーにご参加できなかった方も、数年後にはなるかと思いますが、またツアー設定しますのでご期待ください。

めざせ世界の果てを!パタゴニア縦断ツーリング 15日間 添乗レポート(前編)

2月のパタゴニアツアーに同行しましたので、報告させていただきます。パタゴニアツアーですが、今までなかなか催行に至らなかったことがありましたが、コロナ明けのせいか、今回は2月、3月共に催行となりました。
長いフライトを乗り継いで、ようやくバイクツアのスタート地点のバリローチェに到着です。

市内散策後のランチ。昼からボリュームがすごい。名物のマス料理も堪能しました。

バリローチェ到着日は雨の中を試運転。翌朝、空も晴れて本格的にツーリング開始。

途中カフェで休憩しながら、湖畔のオフロードも走りトレベリンへ。

翌日は、このツアーで一番長い距離を走ります。全区間舗装路ですが、総走行距離は550kmを超えました。

たまの休憩では、路肩には砂利が。ルタ40は、以前は全区間未舗装で深い砂利だったとのことです。

途中のランチ場所では、パンなどは売り切れでケーキのみでした。次の休憩所ではちゃんと?エンパナダも食べました。

道中、所々にガウチート・ヒルの祠を見かける。アルゼンチン版の道祖神かな?

550キロ以上走りようやく本日の宿泊地ペリト・モレノの町が見えてきました。

ペリト・モレノを出発し、今日は世界遺産のクエバ・デ・ラス・マノス(手の洞窟)を見学します。道端にはグアナコの姿も見えます。オフロードに入り、急坂を下り到着。

ヘルメットを被り見学。手形の数が半端ないです。

見学後は再びオフロードを走り、今日の宿泊地の牧場(エスタンシア)へ向かいます。

今日の夕食は羊の丸焼き「パリーシャ」です。クセも無く皆さん美味しく頂いていました。

夜は満天の星が出たようで、天の川の写真をお客様から頂きました。

牧場を出発し、オフロードと舗装路を交互に走りながらカラファテを目指します。

カラファテまであと244kmもある。

途中から徐々に山の風景が見えてきました。遠くにはフィッツロイも見えました。

ランチで立ち寄ったレストランでは、東京まで21,041kmの表示が出ていた。

後編へ続く

ベトナム 北部ベトナム周遊オフロード 8日間 添乗レポート

昨年末にベトナム北部オフロードツアーに同行しましたので報告いたします。自身としては17年ぶりのベトナムです。空港は広くなり、街中も高層ビルが増えている印象でした。ただ市内は自動車の数が増え、スクーターやカブ等のバイクの数は減っていて、名物?の渦巻くようなバイクの流れを見る事はありませんでした。

日曜日の早朝のせいか道は空いている

大晦日、バイクツアー会社のデポに行き、バイクを確認。少しヤレてはいるが許容範囲。市街地での走り方やベトナムの交通ルールなどのブリーフィング後、出発。

市内で最後尾を走っている添乗員が迷子になる等のハプニングもあったがようやく郊外へ出る。

ここまではずっと舗装路だったが、昼食後、少しだけオフロードを走り、再び舗装路に戻り、峠を越えて本日の宿へ。

ベトナムツアーの宿は、ハノイを除くと殆どがホームステイ。ホームステイと言っても民宿のような感じで快適です。初日の宿は小川沿いに建つホームステイ先でした。

夕食は豚肉の炒め物や野菜炒めなどで非常に美味しく頂きました

2日目から本格的にオフロードルートに入ります。
最初は林道のようなところを走っていましたが、徐々に道が狭くなってきました。

更に進んでいくと丸太を渡した上に、土を被せて固めただけのシンプルな橋が登場。リードライダーにバイクを託し、押して渡っていると!?

何とリードライダーがバイク共々橋から落ちてしまいました。

ラッキーにも怪我はなく、全員でロープで引き上げました。

そんなアクシデントがあった後のランチはとても美味しく頂きました。

その後、オフロードを少し走り、本日の宿に到着。今日のホームステイ先は、バンガローでした。夕食は庭先でバーベキュー。

食後、宿泊先の裏手が賑やかなので見に行ってみると夜市があり、民族舞踊などを見学できました。

翌朝の食事は、ベトナムと言えばのフォーです。

とても美味しいフォーでお店も混んでいました

食後、まずはモン族の観光村を見学します。

民族衣装がカラフルです

その後、フェリーで川を渡り、標高をあげていきます。

遠くに見える棚田が美しい

雲海で有名なタースアに到着。

翌朝は残念ながら雲海にはなりませんでしたが、霧に包まれた中を走行し、ギアローではようやく雨が上がり、水田の風景が見られました。

ギアローの市場では様々な食材が所狭しと並んでいましたが、非常に清潔感のある市場で臭いも無く、ハエも飛んでいませんでした。

黄色く見えるのは蚕です
豚の頭もきれいに並んでいます

オフロード最終日は、最後にハードなセクションとなりましたが、全員無事に宿に到着。宿の手料理と主のもてなしで盛り上がりました。

最終日は舗装路でハノイへ戻りますが、ローカルな道なのでストレスなくデポに戻ることができました。

無事完走を祝ってカンパーイ

帰国日は時間があったので市内散策ししてから空港へ。

ご参加の皆様の安全運転のお陰で無事終了となりました。ありがとうございました。
ベトナムは食べ物もおいしく、人々も温和ですのでお勧めな国の一つです。

目指せ!ユーラシア大陸最西端 自分のバイクで走る!ヨーロッパ大周遊ツーリング 30日間 添乗レポート(後編)

旅も中盤 ステルビオ峠越えです。
この日は天気も良く、つづら折れの下まで見えています。


ステルビオ峠を下っていると、トライアンフのお客様から電話。エンジンが不調になりボルミオでとうとうエンジン停止との事。ボルミオに向かい同行メカニックの方に見てもらうが、やはりエンジンがかからない。仕方無くサポートカーに積み今日の宿へ向かう。途中で宿泊地の近くにあるトライアンフの店をグーグルマップで発見。さっそく電話すると18時までに持ってくれば、見てくれるとの事。急いで向かい、取り敢えずその日はバイクを預けて宿へ。

翌日、お店に受け取りに行くと軽油がタンクに入っていたとの事。
エンジンも快調になり、ツーリング続行。本隊から遅れての出発なので近道を行くとまさかの通行止め?!

それでも昼に一度開いたので30分のロスタイムで済みました。
シンプロン峠を越えてモンブランの見えるシャモニーへ。

翌日は快晴でシャモニーからもモンブランがくっきり見えていました。

その後は、モンブラントンネルを抜けヨーロッパで一番高い舗装道路の峠であるイズラン峠を越えてフランスを走ります。


世界遺産のポン・デュ・ガールを見学後、世界最小の国の一つアンドラへ入国。


この日は行方不明者が1名出ましたが、深夜にようやく居場所を発見。無事に連れ帰りました。翌日は、スペインに入りバルセロナを経由し南へ向かいます。

アリカンテでは地元のお祭りがあり賑わっていました。
ホテルには民族衣装も飾っています。


バレンシア県なので名物のパエリアも頂きました。

旅は後半となり、アンダルシア州へ入ります。


グラナダでは1日フリーの日を設け、アルハンブラ宮殿見学や洞窟フラメンコなどそれぞれ楽しまれておりました。

その後、西へ向かい断崖の町ロンダに滞在し、イギリス領ジブラルタルを目指します。


ヨーロッパポイントに到着後、ヨーロッパ最南端のタリファへ。

ここには最南端の碑はありませんでしたが、地中海と大西洋の境目の看板はありました。その後もさらに西へ向かいヨーロッパ南西端のサン・ヴィセンテ岬へ。

さらに、小説「深夜特急」にも出てきたサグレス岬も訪れます。

翌日は、今回の最終目的地、ユーラシア大陸最西端のロカ岬へ向かいますが、残念なことに1名様が緩やかなカーブで転倒した為(怪我はほぼ無かったですが)、1名減っての記念撮影となりました。


旅の最後は、マドリッドへ向かい倉庫にバイクを無事預けました。


そして帰国後、約2か月たってから横浜でバイクの受け取りとなりました。


ご参加の皆様、どうもありがとうございました。
今回ご参加できなかった方もこのブログを次のご自身の旅のご参考にされてください。弊社での次の自分のバイクで行くツアーは未定ですが、数年後にまた企画したいと思っております。

目指せ!ユーラシア大陸最西端 自分のバイクで走る!ヨーロッパ大周遊ツーリング 30日間 添乗レポート(前編)

大変遅くなりましたが、今年の6月に実施した『目指せ!ユーラシア大陸最南端&最西端 自分のバイクで走る!ヨーロッパ大周遊ツーリング 30日間』の添乗レポートです。
出発前にはオランダの課税問題などいろいろとありましたが、何とかクリアーし、全員大きなケガも無く帰ってまいりました。

今回のスタート地点はロッテルダム。ヨーロッパで一番大きな港という事で決め、3月下旬にバイクを送り出し、6月に受け取りとなった。

倉庫にてバイクの始動。なかなかエンジンがかからないバイクがあったがガス欠だった。全員無事に始動でき、これからホテルへ。

翌日は予備日に充てていたが、初日で全員無事に出庫できたので
皆さんはキンデルダイクの風車巡りなど楽しまれていたようだ。
添乗員とメカニックの方と有志1名は、レンタルバンを借りにTGVに乗ってフランスのリールまで遠征。バンタイプは他国で乗り捨て出来ないので、わざわざフランスまで行った次第。

ロッテルダムをあとにして出発です。

最初のミーティングポイントでは既に1名行方不明に。

その後、国境を越えてドイツに入り、ケルンを目指します。

行方不明者も途中合流でき、全員無事に最初のホテルに到着。

翌朝は有名なケルンの大聖堂へ。ミサをやっていたので外からの見学でしたが重厚な感じが素晴らしかったです。

その後は、ローレライの岩を経由してハイデルベルク城へ。


ここでは財布を紛失するという事件もありましたが、幸運にも、後日DHLで無事に戻ってきました。

その後も古城街道を走り、ニュルンベルクの名物焼きソーセージを堪能。

翌日はチェコに入り、一路プラハを目指します。

プラハ到着後は、まる1日フリータイムなので、カレル橋、プラハ城、旧市街などの見学へ。

プラハからは針路を南に取り、有名なチェコビールのブドヴァイゼル・ブドヴァルのビジターセンターを訪問後、世界一美しい街といわれるチェスキー・クルムロフに滞在。


古い街並みを見学した後、オーストリアに入ります。

オーストリアの湖水地方のザルツカンマーグート地方の湖は澄んでいました。

そしてようやくアルプスエリアに入っていきます。
まずはドロミテ街道を走行。

その後、ヨーロッパで2番目に高いステルビオ峠を登っていきます。

あれれ?トライアンフのマフラーから白い煙が出ているような?

後編に続く