エクアドル バイクツアー 添乗レポート(その4)

エクアドルバイクツアー中盤。

標高約3,600mの町、サリナスで迎えた朝。

まるでスイスのように美しい町です。

アルプスの少女ハイジの世界みたいな中、

現地のローカルガイドの案内で、あちこち見学しました。

まずはこの町の特産品を生み出すチーズ工場へ。

工場の前には、続々と周辺の農場から絞りたてのミルクが届きます。

完成したチーズ。

恐ろしいくらい安く売っていました。

この町には天然の塩を吹き出す井戸もあります。

スペイン語で塩のことを「サル」と言いますが、

「サル」がなまって「サリナス」という地名になったのだとか。

この塩とミルクでチーズを作っているそうです。

あと、この町ではチョコレートも名産だそうです。

さて、たっぷりと社会見学?ツアーを堪能したあと

バイクに乗って出発。

今日は舗装路です。

まるでヨーロッパ・アルプスのようなワインディング。

やがて、ぐんぐんと標高を上げ、荒涼とした風景に。

気が付けばこのツアー3回目の標高4,000m突破。

最高地点は4,412mでした。

ふと脇を見れば、ピクーニャの群れが!

アンデスの高地に住む野生動物です。

晴れていれば、赤道直下にもかかわらず万年雪を抱く

エクアドル最高峰チンボラソ山(6,310m)が見えたはずなのですが・・・

残念です~

ぐっと標高を下げ、本日の目的地バーニョスへ向かいます。

目の前には別の火山、チュングラウアが見えています。

再び道はオフロードへ!

このあたりは火山灰が一面に積もっています。

ダイナミックな地形の中、どんどん谷を下って行きます。

本日は「お風呂」という意味の地名のバーニョスが目的地。

その名の通り、町には温泉が沸いています。

温泉プールみたいですが、ここのお湯、意外と熱かったです!

夜、レストランで食事していると

フォルクローレの生演奏楽団が乱入してきました。

アンデスにいるんだなという実感がこみ上げてきます。

エクアドルの旅、後半はさらに標高を下げ、熱帯アマゾンへとつづきます。

(つづく)

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