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スペイン・ポルトガル・ツーリング添乗レポート(その2)

スペイン西部のメリダから高速道路で一気にポルトガルへ。

昼過ぎにはリスボンへ到着。

世界遺産である「ジェロニモス修道院」よりも「ベレンの塔」よりも

この発見のモニュメントのほうがずっと感動を呼ぶ気がします。

彼らにとっては「発見された」僻地の民の我々ですが

私たちにとっては「ここまで来たぞ」という感慨深いものにさせる。

こちら(ポルトガル)のほうが「世界の果て」なんですよね。

像に刻まれているのはエンリケ王子を先頭に、

バスコ・ダ・ガマやマゼラン、ザビエルなど

日本でも名の知れた人たちがいます。

そのモニュメントを眺めながら、テージョ河の風に吹かれつつ

ちょっぴり優雅な昼食。

チーム道祖神、特等席をゲット。

海!

南国!という雰囲気の海岸線をさらに西へ。

ユーラシア大陸最西端の岬が見えてきました。

「ここに地終り、海始まる」と刻まれた碑があるロカ岬。

注目のモニュメントは、ひっきりなしにやってくる観光バスの団体客のおかげで

なかなか撮影ができません・・・・

リスボンやシントラも近いので、とにかく観光バスが多いです。

が、しかし。

これはこれで良いと思います。

日本でいうところの宗谷岬みたいな感じです。

その後、再びリスボンの市内に戻り、ホテルにチェックイン。

まだ日が明るいので、ちょっと町歩き。

昨年のツアーでは世界遺産シントラの町を経由したので、

リスボン到着後の観光時間はほとんどなかったのですが、

今回は思い切ってシントラの立ち寄りをカットしました。

坂道を登ったり降りたりして

遠くにサン・ジョルジェ城を眺められるテラス席のレストランにたどりつく。

夕焼けに染まるリスボンの町を眺めながら乾杯!

うーむ。道祖神バイクツアーにしては、今回はかなりエレガントだ・・・!

ポルトガルといえばシーフードでしょう。

アサリとかエビとか魚のミックスグリルなんかが次々とテーブルに運ばれてきます♪

これは「タコライス」

タコなどが入ったシーフード・リゾットのようなものですね。

ポルトガルはご飯物の料理のバリエーションも豊富です。

メキシコのタコライスとは違います・・・!

本当はこの後、ファドを聞きに行きたいところですが、

時間も遅くなってしまったので明日に備えてホテルへ戻りました。

ホテルの近くのBARにて最後の1杯。

ビールのラベルには「SAGRES」の文字。

明日はこの名前の岬へ向かいます。(つづく)

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