ジョージア 文明の十字路 コーカサス オン&オフロード 9日間 添乗レポート

帰国からはや一ヶ月が経ちましたが、お待たせいたしました!
8/20から8/28まで添乗員として同行して参りました、ジョージアツーリングのレポートをお届けします。

オン&オフロードの欲張りなツーリングでしたが、どちらも走り応えたっぷり!オフでは皆さん楽しくヒイヒイいう場面もありましたね😊
ジョージアの岩の砦、復讐の塔、コーカサス山脈・・・それら圧倒的な景色の中のツーリングは、まさに異世界。名作、ドラゴンクエストの世界のようだとは上手いこといったものです。

そしてなんといってもワインとジョージア料理!一日走り終えた後の夕食は、もう本当に豊かな食事の時間そのものでした。ワイン飲み放題は皆さん大はしゃぎでしたね!✨伝統のジョージア料理も毎日おなか一杯になりました。🍞🍷🧀

最後に外せないのがガイドの手厚さ。
リードライダーのパトリックと、奥様のアンナがガイドを担当。タンデムで皆さんの前を走ります。
そしてサポートカー担当のアッシュ。
最後にスイーパー(隊列の殿)担当のアンナ。
彼ら4名+添乗員の私の計5名が全体をサポートします!
ここまで手厚い体制は走る上でも、その国を知る上でもとても頼りになりますね。

そんなジョージアツーリングをお届けします!
ヨーロッパやアメリカなど有名どころを走り終えて刺激を求めている方は必見ですよ!🔥👀

 

8/20(水)、夜出発。
東京からは添乗員入れて4人で出発。ドバイ空港で関西からの2名様と合流。この全員が合流するまでが安心できないものです。

翌日8/21(木)、ドバイに到着すると暑い!34℃はありました。
ここからトビリシ空港行きの搭乗ゲートへ移動しますが、エレベーター、電車、バスと空港内の乗り物を乗り継いで、やっと到着。ドバイ空港の広さを改めて体験しました💧

フライドバイでトビリシへ。
フライドバイでトビリシへ。

昼頃トビリシ空港に到着!
早速ガイドと合流して、トビリシ市街地のガレージへ。
ホテルのチェックインまで時間があるため、既に待機しているバイクを皆さんで確認。今回はCFMOTOも3台あったので、KTMの390ADVと合わせて希望の物をじゃんけんで決定!(笑)

ウェルカムドリンクでビールまでいただいちゃって、ガレージに住んでる猫ちゃんとわんちゃんと戯れた後はホテルで荷ほどき。少しだけ自由時間を楽しんで、夜は街に出て乾杯!

バイク乗りならワクワクする空間。ガレージは元々はカフェバーだったとか。
バイク乗りならワクワクする空間。ガレージは元々はカフェバーだったとか。
ガレージの猫ちゃん。ちょっとツンデレ。壁の日の丸はガイドのパトリックが日本を旅した時に手に入れたとか。
ガレージの猫ちゃん。ちょっとツンデレ。壁の日の丸はガイドのパトリックが日本を旅した時に手に入れたとか。
道祖神の旗も!嬉しいですね😊
道祖神の旗も!嬉しいですね😊
こちらはわんちゃん。ガイドのパトリックたちに愛されている様子。
こちらはわんちゃん。ガイドのパトリックたちに愛されている様子。
ガレージ、宿から3分のリバティースクエア。観光客でにぎわう場所。
ガレージ、宿から3分のリバティースクエア。観光客でにぎわう場所。
晴天にはためくジョージアの国旗。
晴天にはためくジョージアの国旗。
道端に青空古本屋さんが連なる。
道端に青空古本屋さんが連なる。
初日からジョージア料理とジョージアワインで乾杯!🍷
初日からジョージア料理とジョージアワインで乾杯!🍷
ハチャプリ(チーズ入りのパン)とオジャクリ(ジャガイモと豚肉のジョージア風ジャーマンポテト)
ハチャプリ(チーズ入りのパン)とオジャクリ(ジャガイモと豚肉のジョージア風ジャーマンポテト)
オーストリ(トマトとスパイスの肉煮込み料理)
オーストリ(トマトとスパイスの肉煮込み料理)
チーズとトマトたっぷりのチキンサラダ。
チーズとトマトたっぷりのチキンサラダ。
夕食後のリバティースクエアはすっかり夜の姿に。
夕食後のリバティースクエアはすっかり夜の姿に。

翌朝、ヨーロッパらしい豪華な朝食をいただいて、いよいよジョージアツーリング開始!ガレージとホテルは徒歩1分なのでとても便利です😊
前日にじゃんけんで決めたそれぞれのバイクで準備して出発!まずは北西に進んでオニの町を目指します。

パンにヨーグルトにハチミツにハムに、どれをとっても美味しい!
パンにヨーグルトにハチミツにハムに、どれをとっても美味しい!
わんちゃん猫ちゃんたちもお見送りに🐶😸
わんちゃん猫ちゃんたちもお見送りに🐶😸
片田舎にポツンと立つ教会にもジョージアを感じる。
片田舎にポツンと立つ教会にもジョージアを感じる。
ディドゴリ戦勝記念碑。毎年8/12はここで大規模なお祭りが開催される。
ディドゴリ戦勝記念碑。毎年8/12はここで大規模なお祭りが開催される。
時には馬と並走することも。
時には馬と並走することも。
ゴリの町風カツレツ。牛豚の合い挽肉をハーブで味付けした物。付け合わせはじゃがいものピューレ。
ゴリの町風カツレツ。牛豚の合い挽肉をハーブで味付けした物。付け合わせはじゃがいものピューレ。
コーヒーを飲み干すと・・・
コーヒーを飲み干すと・・・
こんな感じで沈殿物の粉が残る。いわゆるグルジアコーヒーはコーヒーの粉ごと煮出してそのまま注ぐため、粉っぽい味わいになる。
こんな感じで沈殿物の粉が残る。いわゆるグルジアコーヒーはコーヒーの粉ごと煮出してそのまま注ぐため、粉っぽい味わいになる。
道端のバス停で休憩。なんでもない場所でもなんとなく絵になる。
道端のバス停で休憩。なんでもない場所でもなんとなく絵になる。

そして夕方、オニの街に到着して今晩の宿へ。
宿の夕食ではなんと、宿のご主人自家製のワインとウィスキーが飲み放題!ここは昔ながらのワイン蔵が保全されており、ジョージアワインの歴史的に見ても非常に貴重な経験となりました。
初日からこんな面白いところに出会ってしまったので、この日の打ち上げは夜中まで続きました😊🍷💤

オニの町。
オニの町。
自家製ウィスキー。綺麗な色をしている。
自家製ウィスキー。綺麗な色をしている。
宿の主人に自家製ワインをご馳走になる。後ろのタンクの中身は全てお酒。
宿の主人に自家製ワインをご馳走になる。後ろのタンクの中身は全てお酒。
頭上に延びるのは全てぶどうのツル。
頭上に延びるのは全てぶどうのツル。
美しく趣深いゲストハウス。
美しく趣深いゲストハウス。
Gaumarjos! (乾杯!)
Gaumarjos! (乾杯!)
最高に豊かな食卓だと思います😂
最高に豊かな食卓だと思います😂
恐らく日本で最も有名なジョージア伝統料理、シュクメルリ。ニンニクガッツリで美味い!
恐らく日本で最も有名なジョージア伝統料理、シュクメルリ。ニンニクガッツリで美味い!

走行二日目以降も、ジョージアの自然と独自の文化、絶景道に圧倒される日々が続きます。文明の十字路とは、まさにジョージアそのものだと感じる日々でした。

野生か家畜かわからない自由な馬たち。
野生か家畜かわからない自由な馬たち。
たむろした牛にも注意!
たむろした牛にも注意!
飲みすぎた翌日のお昼ご飯は、胃にやさしいものをとガイドのアンナが気遣ってくれてスープとパンに。
飲みすぎた翌日のお昼ご飯は、胃にやさしいものをとガイドのアンナが気遣ってくれてスープとパンに。
ザガリ峠にて。
ザガリ峠にて。
ウシュグリ村。地理的優位性により幾多の侵略から独自の文化を守り抜いた。
ウシュグリ村。地理的優位性により幾多の侵略から独自の文化を守り抜いた。
メスティアの宿のベランダにて。目の前には復讐の塔が連なる。
メスティアの宿のベランダにて。目の前には復讐の塔が連なる。
豊かな食事。シャシリクでガッツリお肉をいただく。
豊かな食事。シャシリクでガッツリお肉をいただく。
夜のメスティア。
夜のメスティア。
復讐の塔最上階から望む、コーカサス山脈の夜明け。
復讐の塔最上階から望む、コーカサス山脈の夜明け。
ハルチョー(トマトとスパイスの牛肉スープ)
ハルチョー(トマトとスパイスの牛肉スープ)
この旅で最もどろっとしてたコーヒー!
この旅で最もどろっとしてたコーヒー!
サナトリウム・メディア(旧ロシア人保養所)
サナトリウム・メディア(旧ロシア人保養所)
保養所では「ダンボ」と名付けられた子犬が新しい飼い主を待っている。
保養所では「ダンボ」と名付けられた子犬が新しい飼い主を待っている。
オシドリ夫婦のパトリックとアンナ。彼らのホスピタリティがとにかく凄い。
オシドリ夫婦のパトリックとアンナ。彼らのホスピタリティがとにかく凄い。
サイルメの山越えで出会った牧羊犬たち。街の野犬たちとは少し雰囲気が異なり、ビシッと仕事をしている。
サイルメの山越えで出会った牧羊犬たち。街の野犬たちとは少し雰囲気が異なり、ビシッと仕事をしている。
しかしどの子らもとっても人懐っこい。ジョージアは犬好きにはたまらない。
しかしどの子らもとっても人懐っこい。ジョージアは犬好きにはたまらない。
途中の高原でバイクを走らせて撮影会。
途中の高原でバイクを走らせて撮影会。
オフロードの楽しさでは、その軽さとエンジンフィーリングからKTM390ADVが勝っていた。
オフロードの楽しさでは、その軽さとエンジンフィーリングからKTM390ADVが勝っていた。
ジョージアを走っていると、立派な砦が突如現れる。
ジョージアを走っていると、立派な砦が突如現れる。
ヴァルジア洞窟修道院前広場にて。最新の3Dスキャンでは19階もあることが判明した。
ヴァルジア洞窟修道院前広場にて。最新の3Dスキャンでは19階もあることが判明した。
洞窟修道院の散策は軽い登山並みに脚を使うため注意。
洞窟修道院の散策は軽い登山並みに脚を使うため注意。
ヴァルジアの宿の敷地内にはブドウ園と畑が並ぶ。ここでもワイン飲み放題!
ヴァルジアの宿の敷地内にはブドウ園と畑が並ぶ。ここでもワイン飲み放題!
宿の前のクラ川で釣った天然マスの塩焼き。
宿の前のクラ川で釣った天然マスの塩焼き。

そして走行最終日!!
出発地のトビリシまで最後にして最大のオフロードをヒイヒイ言って無事にクリア!いや~思い出すだけでも息が切れそうです(笑)。皆さんで助け合って進むのは楽しいですね!

タバツクリ湖から最後のオフ開始。この時はまだまだ余裕でした。
タバツクリ湖から最後のオフ開始。この時はまだまだ余裕でした。
ダートを快調に飛ばす。砂煙を上げて進むのは気持ちがいい。
ダートを快調に飛ばす。砂煙を上げて進むのは気持ちがいい。
スイーパーのアンナ。小柄な体形ながらも800㏄のアドベンチャーバイクを巧みに操る。
スイーパーのアンナ。小柄な体形ながらも800㏄のアドベンチャーバイクを巧みに操る。
この旅で最大の難所となったオフロード。こぶし大のゴロタ石が敷き詰められたガレ場。とても走り切れないため途中から下の側道にエスケープしてクリア。
この旅で最大の難所となったオフロード。こぶし大のゴロタ石が敷き詰められたガレ場。とても走り切れないため途中から下の側道にエスケープしてクリア。
難所を超えた後も走りに戻るタフガイも😂
難所を超えた後も走りに戻るタフガイも😂

そしていよいよトビリシへ。
旅の始まりの地が終わりの地となるこの瞬間、たまらないですね。一週間前くらいなのに、随分長い旅をしてきたようにさえ感じます。
ガレージに戻ってバイクを返した後は、街で集合して完走記念の打ち上げ!
Gaumarjos! 本当にお疲れ様でした!!

遠くに始まりの街が見えた瞬間、旅の終わりを感じさせる。
遠くに始まりの街が見えた瞬間、旅の終わりを感じさせる。
リバティースクエアはちょうど夕暮れの時間。
リバティースクエアはちょうど夕暮れの時間。
ガレージ帰還!早速パトリックたちから労いのビールをいただいて乾杯!
ガレージ帰還!早速パトリックたちから労いのビールをいただいて乾杯!
この子らを見ても、ただいまって感じがします。
この子らを見ても、ただいまって感じがします。
記念撮影。お疲れ様でした!
記念撮影。お疲れ様でした!
夜はパトリックたちの行きつけのバーでGaumarjos!本当に彼らにはお世話になりました。
夜はパトリックたちの行きつけのバーでGaumarjos!本当に彼らにはお世話になりました。
最後の最後までワインを楽しみます。
最後の最後までワインを楽しみます。

 

ジョージアツーリングレポート、いかがでしたか?
冒頭でお話した、料理も文化も道も最高クラスだというのが伝わったなら嬉しいです😊

実はジョージアツーリングは、道祖神から添乗員が同行したのは初めてでした。
つまり、今回までは最少催行人数6名を満たさなかったということです。

私としては、「え、なんで!?」という気持ちです。こんなに楽しくて奥が深い魅力的な場所なのに!文明所十字路の名のごとく、アジアとヨーロッパの匂いを同時に感じられる国はそうそうありません。
それに、パトリックたちがそうだったように、とにかくジョージア人の気質が気持ちがいい!あ、美人も多いです!(笑)

そんな太鼓判なジョージアツーリング、ぜひ一度ご検討ください。
わたくし西村が自信を持ってお勧めいたしますよ!
お問合せお待ちしております!!🔥

インド 天空への道ラダックツーリング 8日間 添乗レポート

大変遅くなりました!
2025年7月20日から7月27日まで、スタッフ西村が添乗員として同行して参りました、インドの秘境ラダックでのレポートをお届けします。

結論から申し上げますと、ラダックは火星でした!
荒涼とした天空の砂の世界を、ヒマラヤを走るためのバイクであるヒマラヤンで駆ける…。これだけでもう冒険要素たっぷりでたまらないです。
それではどうぞ~!✨

 

7/20(日)午前中出発。
しかし乗り継ぎの香港に台風が接近しており、予定していたフライトはまさかの全て欠航!しかしなんとか全員無事にフライトを改めて確保。ほっと一息。
ラダックに行く前に隙間時間を使ってデリー観光です。
タージマハル、アグラ城、有名な大理石工芸品店などを周りました。

タージマハル。完全左右対称が美しい。
タージマハル。完全左右対称が美しい。
アグラ城。こちらは赤黒くタージマハルとはまた雰囲気が異なる。
アグラ城。こちらは赤黒くタージマハルとはまた雰囲気が異なる。
城内には猿が暮らしている。
城内には猿が暮らしている。

翌日は早朝から飛行機でラダックへ。
空港に降り立った時点で標高はなんと3,256 m!!既に富士山の本八合目あたりの標高なのです。
ラダックツーリングはこの急な標高の上昇による高山病が壁となるとよく言われますが、高山病予防策のダイアモックスを前日から正しく服用したり、薬がなくともよく食べよく寝てたっぷり水分を摂り軽い運動と深呼吸を心掛けるなどすれば、基本的には十分に対処ができるものです。皆様それぞれで対処をされていたため、結果からお伝えすると高山病者は0人でツーリングを終えられました。

空港到着後、早速現地ガイドと合流して宿へ向かい、希望のバイクを選んでお昼ごろ出発!

タルチョに見送られレーを出発。
タルチョに見送られレーを出発。
町を出て10分もすればこんな異世界に!
町を出て10分もすればこんな異世界に!
寺院に連なるマニ車。通りすがりに片手で回して行く。
寺院に連なるマニ車。通りすがりに片手で回して行く。
狭い山岳道路に巨大なデコトラが迫る。
狭い山岳道路に巨大なデコトラが迫る。
ラダックは頭上にたゆたう雲の存在も感じる場所。
ラダックは頭上にたゆたう雲の存在も感じる場所。

走行初日は肩慣らし程度にアルキまで往復。
走行二日目からはいよいよパンゴン・ツォを目指して走り出します。

朝から雨。ぬかるんだオフロードをグングン登る。
朝から雨。ぬかるんだオフロードをグングン登る。
悪条件でも余裕しゃくしゃくのIさん(笑)。
悪条件でも余裕しゃくしゃくのIさん(笑)。
大河に沿って走る。インダス川とザンスカール川の合流地点も観察。濁流が山肌を削り続けてこの色になる。
大河に沿って走る。インダス川とザンスカール川の合流地点も観察。濁流が山肌を削り続けてこの色になる。
標高世界一の峠道を言われるカルドゥン・ラ。高山病でなくとも一歩が重い!息が乱れる!
標高世界一の峠道を言われるカルドゥン・ラ。高山病でなくとも一歩が重い!息が乱れる!
野犬の多いラダック。茶屋では生まれたばかりの子犬たちが皆さんをお出迎え。
野犬の多いラダック。茶屋では生まれたばかりの子犬たちが皆さんをお出迎え。
今回のベストショットの一つ!峠に突如現れるこの文章が旅情間を盛り立ててくれる。
今回のベストショットの一つ!峠に突如現れるこの文章が旅情間を盛り立ててくれる。
風雨に晒され続けてボロボロになったタルチョが美しい。
風雨に晒され続けてボロボロになったタルチョが美しい。
ヒマラヤの峠にはヒマラヤンがよく似合う。ロイヤルエンフィールド、いい旅バイクを造りますね。
ヒマラヤの峠にはヒマラヤンがよく似合う。ロイヤルエンフィールド、いい旅バイクを造りますね。
集落の食堂でモモをいただく。素朴な味わいにホッとする。右の赤い香辛料はとてつもなく辛かった。
集落の食堂でモモをいただく。素朴な味わいにホッとする。右の赤い香辛料はとてつもなく辛かった。
ディスキットから西に少し走ったところにある砂漠でラクダと交流。えらく人懐っこいやつでした。
ディスキットから西に少し走ったところにある砂漠でラクダと交流。えらく人懐っこいやつでした。
快晴でのオフロードは気持ちがいい!時折このように緑の土地も現れます。
快晴でのオフロードは気持ちがいい!時折このように緑の土地も現れます。
この旅最難関のオフロードとなったガレ場。200㎏近いヒマラヤンでは厳しいか…と思うものの、その悪路走行性能に驚かされました。
この旅最難関のオフロードとなったガレ場。200㎏近いヒマラヤンでは厳しいか…と思うものの、その悪路走行性能に驚かされました。
前日の雨の影響でいくつもの川渡りをすることに。
前日の雨の影響でいくつもの川渡りをすることに。
毎日カレーとナン!飽きるかな~と思いきや、食べたらやっぱり美味しい。特にこのパリッとしたバターナンは絶品でした。
毎日カレーとナン!飽きるかな~と思いきや、食べたらやっぱり美味しい。特にこのパリッとしたバターナンは絶品でした。
ピンボケは御愛嬌(笑)。このカレーも絶品でした。
ピンボケは御愛嬌(笑)。このカレーも絶品でした。
パンゴン・ツォ手前の草原にはマーモットの巣。観光客が餌をやって人慣れしてしまい、こうなったとか。丸々と太っていました。
パンゴン・ツォ手前の草原にはマーモットの巣。観光客が餌をやって人慣れしてしまい、こうなったとか。丸々と太っていました。

そして、一行はいよいよ旅の目的地であるパンゴン・ツォへ!
ラダックを象徴する青空と白い雲、そして砂と湖の深い青が見事なコントラストとなり、神秘的な風景が目の前に現れました。
慌ててレンズを向けるも、こんな景色は収めようがないですね…。

夕方には町のゲル風ゲストハウスに到着し、無事に目的地に辿り着いたことを祝して乾杯!重度の高山病やインドの洗礼である腹痛もほとんどなく、ここまで来られてよかったです!

神秘の湖、パンゴン・ツォに到達。
神秘の湖、パンゴン・ツォに到達。
空と湖の青が美しい。
空と湖の青が美しい。
町まで気を抜かずに何度も川渡り!ブーツもぐっしょりだけど楽しい。
町まで気を抜かずに何度も川渡り!ブーツもぐっしょりだけど楽しい。
日の傾きで表情を変える湖。
日の傾きで表情を変える湖。
静かな湖畔の町。
静かな湖畔の町。
祝杯の〆はチャイティーで。砂糖をたっぷり入れて飲むと不思議と心も落ち着きます。
祝杯の〆はチャイティーで。砂糖をたっぷり入れて飲むと不思議と心も落ち着きます。

いよいよ走行最終日。
パンゴン・ツォでの宿泊は、これまでで最も標高の高い4,250 mであったため、少々寝苦しさを感じましたが、皆さん変わらずタフネスで元気いっぱい!
最終日は往路でも通ったチャン・ラを山越えして、出発地のレーを目指します。

 

 

つづら折りの峠もいくつも超える。
つづら折りの峠もいくつも超える。
朝から湖畔に降りて散策。日が差し込むと湖はまた表情を変える。
朝から湖畔に降りて散策。日が差し込むと湖はまた表情を変える。
いくつもの峠を越えてレーヘ。
いくつもの峠を越えてレーヘ。
湖畔にはヤクの群れも。ラダックで飼われているヤクのほとんどは、厳密に言うとヤクと牛の混血種である「ゾ」だとか。
湖畔にはヤクの群れも。ラダックで飼われているヤクのほとんどは、厳密に言うとヤクと牛の混血種である「ゾ」だとか。
道中のゴンパにも目を奪われる。
道中のゴンパにも目を奪われる。
ヘミスゴンパではリインカーネーション(輪廻転生)についての宗教観をガイドと話しました。
ヘミスゴンパではリインカーネーション(輪廻転生)についての宗教観をガイドと話しました。

そしてレーヘ帰還!
事故無し転倒無し、無事に走って帰って来られました!皆さん本当にお疲れ様でした!
レー初日に泊まった宿に帰り着き、一緒に頑張ってくれたバイクとお別れ。ディスキットでガイドのお二人がプレゼントしてくれたタルチョもそれぞれ思い出に持ち帰ります。この数日間だけでも、ロイヤルエンフィールドのヒマラヤンは本当にヒマラヤを走るために設計されたバイクなのだと身をもって知ることができましたね。ハードな旅のいい相棒でした。

レーまでのラストラン!すっかり地元民のようにクラクション鳴らして割り込んで進んでいきます。
レーまでのラストラン!すっかり地元民のようにクラクション鳴らして割り込んで進んでいきます。
レーの街に日が沈む。
レーの街に日が沈む。
旅の最後はチベット料理で。
旅の最後はチベット料理で。

夜はレー市街地のチベット料理のレストランで完走祝い!最後までおなか一杯走って食べてのラダックツーリングでした。

道祖神から添乗員が付いたのは随分久しぶりでしたが、秘境と呼ばれ続けているラダックも巨大な空港が建設中であったり、各地で綺麗なアスファルト舗装の工事が進んでいたりと、かつての面影も静かに失われつつある印象でした。

しかし、本文でもお見せしたように、やはりラダックは今でも秘境感冒険感満載の素敵な場所でもありました!チベット仏教、山岳道路、美しき湖と野生動物たち、そして荒涼とした砂の世界に、違う星を走っているような冒険の日々でした!✨

バイク乗りなら是非一度は走って欲しい場所です!
2026年も設定予定ですので、お問合せお待ちしております!!🔥

以上、海外ツーリングの道祖神スタッフ西村がお届けしました。

イギリス 2025 マン島TTレース観戦ツアー 9日間 添乗レポート

2025年6月1日から6月9日まで、添乗員としてマン島TT観戦ツアーに同行して参りました。今年は11名様もご参加いただき、大所帯となりますので添乗員は2名体制。ホームステイ先もスタッフ含め3か所となり、通常と動きの違う場面もありましたが、大変素晴らしい観戦ツアーになったかと思います。
その際の様子をレポートでお届けします。

小さなプロペラ機に乗り、マンチェスターからマン島へ。
今まで暑かったのに飛行機を出ると寒い!冷たい風がビュンビュン吹いていました。寒くなるとは知っていましたが、ここまでとは…。

プロペラ機にはレース観戦目的の人たちが沢山。
プロペラ機にはレース観戦目的の人たちが沢山。

荷物を回収して、空港内のレンタカー受付にて手続き。
外の駐車場でレンタカーを探して、2台に分かれて出発。
ホームステイ先到着後は、家主さんが置いて行ってくれている家の取扱説明書を熟読してちょっとずつマン島流のキッチンや冷蔵庫の使用方法を確かめます。この作業が結構時間がかかって大変なのです(笑)。
ちなみに、レース期間中は家主さんご一家は海外旅行に出かけたりしていることが多いです。

翌日からレース観戦開始!
初日は奇をてらうことなく、レーススタート地点でありメインスタンドの、ダグラスのグランドスタンドへ。会場付近には出店も多く出店しており、観戦以外でも楽しんでいる人たちで賑わっていました。

適当な場所に停めて徒歩で会場へ。車で観戦スポットを回る場合、自由ではあるが駐車場探しも大変。
適当な場所に停めて徒歩で会場へ。車で観戦スポットを回る場合、自由ではあるが駐車場探しも大変。
協賛企業を見るとバイクレースのお祭りなんだなとワクワクしてきます。
協賛企業を見るとバイクレースのお祭りなんだなとワクワクしてきます。
フィッシュアンドチップスは驚きの3000円!お祭り価格でしょうか。
フィッシュアンドチップスは驚きの3000円!お祭り価格でしょうか。
グランドスタンド。初日は生憎の曇り空。
グランドスタンド。初日は生憎の曇り空。
選手村のような、選手たちが準備しているエリアにも自由に出入りできる。
選手村のような、選手たちが準備しているエリアにも自由に出入りできる。
マン島TTは場所取りがとにかく大変!
マン島TTは場所取りがとにかく大変!
カメラの設定もシビア。何気なくとってもこんな結果に(笑)
カメラの設定もシビア。何気なくとってもこんな結果に(笑)

ある程度レースを見届けたところで、皆さんと一緒にスーパーマーケットへ。
マン島TTの宿泊がキャンプやホームステイとなると、自炊が多くなるかと思います。毎日行くのも大変なので、大きなお店である程度買い込んで、毎日自炊して…というのが主な生活になります。
普段自炊をしない方も、異国のスーパーで気になった食材を選んで使い慣れない地元の人のキッチンで調理するのは、それだけでも楽しく貴重な経験ですよ!

テスコはイギリス最大手のスーパーマーケットチェーン。下手な観光地より歩いてて楽しいです。
テスコはイギリス最大手のスーパーマーケットチェーン。下手な観光地より歩いてて楽しいです。

レース観戦二日目以降は、車で各地の観戦スポットを周遊。

ここで少し解説ですが、マン島TTの観戦スポットは数十か所あるので、よく吟味して選び、前夜の内から宿を何時に出て…と作戦を立てなければなりません。
ちょっとでも行動が遅れたりすると、レース開始前の道路封鎖に引っ掛かって移動できなくなったり、良い場所は全て埋まって、行っても何も見えなかったり・・・。
早く行っていい場所取って待機していても、山頂で雨が降っているなど天候が原因でレースが繰り返し順延され、結局6時間後に開始されたり、待ち時間もとんでもないことになることも多いので体力勝負でもあります。快適に待つためのイス、そして飲食物、風雨で消耗しないためのレインウェアなども必須となります。
また、情報戦でもあります。レースがスケジュール通りに開催されているか常に公式のWhatsappやX(旧twitter)をチェックする必要があります。

このように、マン島TTはただ観戦するだけでは終わらない、観戦する側も非常に体力精神力の求められるお祭りでもあります。面白いでしょう?✨

二日目は晴天。有名スポットの一つであるバンガローへ。
二日目は晴天。有名スポットの一つであるバンガローへ。
山頂までは車よりも登山鉄道が便利。
山頂までは車よりも登山鉄道が便利。
レース開始直前には運営側のテスト走行でコースの安全が確認されます。
レース開始直前には運営側のテスト走行でコースの安全が確認されます。
有名なバンガローのビクトリーカフェ。外でもコーヒーなど軽食を販売しています。レース開始までの間の一服に。
有名なバンガローのビクトリーカフェ。外でもコーヒーなど軽食を販売しています。レース開始までの間の一服に。
カフェの中は既に満室。外で待機するのは寒いので、早朝に来て確保するのがいいかもしれませんね。
カフェの中は既に満室。外で待機するのは寒いので、早朝に来て確保するのがいいかもしれませんね。
現役選手たちを見守るジョイ・ダンロップ像。マン島TTは伝説のレーサーたちの逸話も魅力的なんですよね。
現役選手たちを見守るジョイ・ダンロップ像。マン島TTは伝説のレーサーたちの逸話も魅力的なんですよね。

三日目はレース休戦日のため、希望者だけ募ってレンタカーでマン島一周なんちゃってツアー。意外とこれが楽しいんですよね!バイクだと、かっ飛ばしてくるバイクに追突される恐怖(実際にそれで死亡事故も起きています)がありますが、車ならいくらか安心です。丁度雨のため、ある意味観光には最適の日でした。
一周と言っても、島はさほど大きくないため、普通にドライブする程度なら3時間もあればゆっくり回れます。
城が美しいキャッスルタウンや、北のラムジーの町などを見て回りました。

ラムジーの港。
ラムジーの港。
マン島TT関連書籍を多く扱う本屋さん。パンフレットなどはコンビニにも売っています。
マン島TT関連書籍を多く扱う本屋さん。マン島TT関連書籍を多く扱う本屋さん。パンフレットなどはコンビニにも売っています。
雨上がりのラムジー。建物がとにかくおしゃれですね。
雨上がりのラムジー。建物がとにかくおしゃれですね。
ヨーロッパ圏の街らしく、花が大切にされている気がします。
ヨーロッパ圏の街らしく、花が大切にされている気がします。
トリスケリオン(三脚巴。ケルト人が使ったとされる太陽を象徴する紋章)があしらわれたマン島の旗。
トリスケリオン(三脚巴。ケルト人が使ったとされる太陽を象徴する紋章)があしらわれたマン島の旗。
キャッスルタウン。城らしい城が小さな港町に建っています。
キャッスルタウン。城らしい城が小さな港町に建っています。
BMWを入れるとよりヨーロッパらしい景色に。
BMWを入れるとよりヨーロッパらしい景色に。
広場では地元の方々が思い思いに過ごしています。
広場では地元の方々が思い思いに過ごしています。
路地を抜けると・・・
路地を抜けると・・・
目の前に広がるのはアイリッシュ海。
目の前に広がるのはアイリッシュ海。
豊かな海のようです。
豊かな海のようです。

夜は(と言っても日没が遅いのでまだまだ明るいです)ダグラス・ベイにてレッドアローズによる航空ショー。車を適当に停めて、歩いて観に行きましたが、物凄い混雑!
しかし、ショーの最中は歓声で騒がしくなることもなく、皆さん静かに眺めていたのが意外でした。
この海岸線には高級ホテルや高級レストラン、観光客用のバーやお土産屋が立ち並んでいます。マンクスキッパーの有名な魚屋さんがあるのもこのあたりです。

バイクに車に人に、中々のカオス。
バイクに車に人に、中々のカオス。
海外らしいセンスの遊園地も見られます。
海外らしいセンスの遊園地も見られます。
本当に矢のように見えるから面白い。
本当に矢のように見えるから面白い。

四日目は天気もいいため、バイクがジャンプする場所として有名はバラフブリッジ、景色が美しいグースネックへ。この日も順延も多く、待機時間も長くなり朝から体力を消耗しましたが、最後のグースネックでは夕暮れの中疾走するバイクを目の前で見られて、皆さん大満足でした!最終的に、この日が観戦のハイライトとなりました。グースネックはアクセスが少々大変ですが、観戦場所からの眺めも素晴らしく、おすすめしたいところです。

これが見たかった!長時間待機してよかったと思える瞬間でした。ありえない速さですっ飛んでいきます(笑)
これが見たかった!長時間待機してよかったと思える瞬間でした。ありえない速さですっ飛んでいきます(笑)
大人気観戦場所の一例。特にバラフブリッジは有名どころでも狭い場所のため、場所取りは至難の業です。
大人気観戦場所の一例。特にバラフブリッジは有名どころでも狭い場所のため、場所取りは至難の業です。
グースネックではサイドカーレースも観戦。二輪とは異なる聞きなれない高音域の排気音でした。荷重移動の様子は必見です。
グースネックではサイドカーレースも観戦。二輪とは異なる聞きなれない高音域の排気音でした。荷重移動の様子は必見です。
グースネックからの眺めはとにかく美しい。この景色の中、世界最高峰のレースを見られる贅沢。
グースネックからの眺めはとにかく美しい。この景色の中、世界最高峰のレースを見られる贅沢。
いろんな角度から観戦できるのもグースネックのいいところ。躍起になって場所取りせずとも、満足いく場所で楽しめます。
いろんな角度から観戦できるのもグースネックのいいところ。躍起になって場所取りせずとも、満足いく場所で楽しめます。
このように土手がスタンドのようになっているためどこからでも観戦しやすいです。
このように土手がスタンドのようになっているためどこからでも観戦しやすいです。
吊られたうさちゃん。グースネックの有名マスコットだとか。
吊られたうさちゃん。グースネックの有名マスコットだとか。

 

そして観戦最終日でありレース最終日!
なのですが・・・結末から伝えると、度重なる順延の末、結局最後のレースは開催されることなくマン島TT終了となってしまいました!
原因は山エリアでの雨とのこと。下界は快晴なだけになんとも歯がゆい・・・泣。
しかし、これも天気に振り回されるマン島TTらしい結果ということで、それはそれで歴史の立会人になったねということで楽しみました。
ちなみに、地元民曰く、最後のレースが開催されないで終わるのは、彼の歴史では2回目とのこと。貴重な経験となりました!

クレグニャッシュの先のマン島南端。
クレグニャッシュの先のマン島南端。
丘には山羊と羊がのんびりと暮らす。
丘には山羊と羊がのんびりと暮らす。
車好きにはレンタカーでのマン島観光もお勧めです。この時は日産ジュークでしたが、道幅の狭いところも多いマン島ではピッタリの車でした。
車好きにはレンタカーでのマン島観光もお勧めです。この時は日産ジュークでしたが、道幅の狭いところも多いマン島ではピッタリの車でした。
ピールの街へ。ここにも美しいお城があります。
ピールの街へ。ここにも美しいお城があります。
日本の港町とは全く異なる建築様式の家々が面白い。可愛らしい色が多いですね。
日本の港町とは全く異なる建築様式の家々が面白い。可愛らしい色が多いですね。
レースの隙間時間にはこういう場所での軽食も楽しいです。田舎だと観光地価格でないため、割と手ごろなお値段で名物を楽しめます。
レースの隙間時間にはこういう場所での軽食も楽しいです。田舎だと観光地価格でないため、割と手ごろなお値段で名物を楽しめます。
マン島名物のマンクスキッパー。コーラと合わせて1000円くらいでした。結構なボリュームです。
マン島名物のマンクスキッパー。コーラと合わせて1000円くらいでした。結構なボリュームです。

 

そして翌日、お借りしたホームステイ先のお家を綺麗に現状回復し、鍵を返して空港へ行き、レンタカーを返却して帰路に着きました。

 

なんとも締まりの悪いマン島TT2025となりましたが、前述の通り皆さん歴史の立会人になれて逆に喜ばれていたので結果オーライ?だったのでしょうか。

いずれにせよ、このように変化しやすいマン島の天候に振り回されるかつ、場所取りでの待機時間や場所によっては寒さも合わさり、体力精神力が必要なお祭りです!それこそツーリングより大変かも?

しかしそれ故に、毎日計画を立てて各々好きなスタイルで観戦して、一日の終わりにホームステイ先でおつまみでも作って皆さんでその日のレースの話で飲むお酒は格別のものですよ!皆さんクタクタになっても毎日楽しく打上げされていたのが印象的でした。

このご時世でもクラシックスタイルで長い歴史を伸ばしているマン島TT。これから時代の変化で、やはり危険だという声が高まり、いつその歴史に終止符が打たれるかわかりません。
生ける伝説のロードレースです。行けるうちにぜひ行きましょう!
バイク仲間の間でも一生ものの最高の話のネタになりますよ!✨

以上、海外ツーリングの道祖神スタッフ、西村がお届けしました。

ノルウェー 美しきフィヨルドに続くファンタスティック・ロード 11日間 添乗レポート(前編)

い長いコロナの影響でしばらく休眠状態だった道祖神バイクツアー。おおよそ2年半の沈黙を経て、ようやくツアー再開となりました。その第1弾は、8月4日発「ノルウェー 美しきフィヨルドに続くファンタスティック・ロード 11日間」。早くにコロナ規制を撤廃し、日常生活が戻ったノルウェーの短い夏を走ります!

まだまだ静かな成田空港からカタール航空でドーハへ。ドーハに到着すると、別世界。多くの人が行き交い、コロナなどなかったような人混みでした。

飛行機を乗り継ぎ、ノルウェーの首都オスロに到着。ぽかぽか雲が浮かぶオスロの空。気温は25℃程度で、清々しい空気を吸い込みます。

オスロのメインストリート、カールヨハン通りは、観光客など人で溢れ、マスク着用者は皆無。

到着日は簡単に街を散策したのち、まずはシーフードをいただき英気を養います。

翌朝は快晴。ここから列車でサンネフィヨルドのレンタルバイク店へ。

状態のよいバイクをレンタルし、いよいよスタートです!

一日目は牧草地や麦畑が続く快適なルートを北上。途中、ノルウェー伝統の木造教会を見学。

ヴォーグスリトの湖畔の宿へ。

夕食はトナカイのシチューをいただきました。少し濃い味ですが、美味しくいただきました。

翌日は雨。標高もあがり気温は10℃台に。

ノルウェーではたくさんのトンネルを走ります。工事が夏に集中するためか、たまに工事渋滞もありました。

たまに羊が現れるので、ご注意を!

午後には雨も上がり、幻想的なフィヨルドと山の景色が続きました。

トンネル内にロータリーがあるのは、ここノルウェーだけ。

2日目は短めのツーリング。到着後、鉄道好きにはたまらない山岳鉄道フロム鉄道でしばし観光。

いつもはフィヨルドの観光船で賑わうフロムですが、まだ観光客は少ないのか、いつもより静かな港。

翌日から天気は回復。ステーガステイン展望台からネーロイフィヨルドを望みます。ガスってしまいましたが、幻想的でこれもよし。

ここから山岳シーニックルートへ。

手付かずの荒々しい風景が広がる中、快走。

まだ雪が残る山岳シーニックルート。最高に気持ちがいいです!

雲がなんとも言えない景色を作り出してくれます。

ヨーロッパアルプスのワインディングも素晴らしいですが、ノルウェーの山岳ワインディグルートもなかなか走り応えがあります。

山から谷へ、そして、また山へ。山の向こうへ続くルートを走ってきました。

ツーリング3日目のハイライトとなるガイランゲルフィヨルドを目指します。空、雪、湖、緑とすべてが輝くノルウェーの夏。

そして、ハイライトとなるガイランゲルフィヨルドを見下ろすダルスニッバ展望台へ。これから走るルートが眼下に広がる絶景ポイント。高所恐怖症の方は、かなり足がすくみます。。。

本日は、フィヨルドビューのホテルにて、少し優雅に過ごしました。

後半に続く。