道祖神スタッフのマチレス修理日記(その2)

前回のブログから3週間ほど過ぎましたが、

その間に3回ほど単車屋トムさんを訪れました。

エンジン下ろしました。

ロッカーボックスカバーを外してみると

ロッカーアームも汚れてはいるけど状態は良さそうです。

シリンダーヘッドカバーを外してみると、バルブスプリングが出てきました。

この頃のスプリングは、コイル式ではなく、ヘアピン式なのですね。

シリンダーヘッドも外しました。カーボンで汚れているけど

後日きれいにします。

シリンダーを外して、次はクランクケースを割る為に

タイミングギアーを外して行きます。

やっと姿を見せた大型のフライホイールとクランクシャフトです。

これからこのシャフトを外すのですが、パーツリストを見ると

圧入ではなくネジ式になっている。どうやって外すのでしょう。

クランクケース内部も意外ときれいです。

試行錯誤の結果、フライホイールも分解することで、

内側でナットとシャフトキーで止められていたシャフトの分解ができました。

最初は、フライホイールを押さえて、シャフトをそのまま回そうとしていました。

あぶない、あぶない。ちゃんと分解図を見返しておいて良かった。

左が新品のシャフトです。もちろん純正ではないけど

MADE IN ENGLAND です。やっぱ新品は良いなぁ。

今回はこの位で、また次回から組み上げて行きます。

 

東京モーターサイクルショー出店します!

さて、明日からいよいよ東京モーターサイクルショーです。

㈱道祖神もブース出展しますので、ぜひご来店ください。

今日は設営に行ってきました。

他のブースでも皆様がんばってセッティングしています。

なんと私の愛車! ではなく、展示車両でした。

それでは、皆様お待ちしております。

http://motorcycleshow.org/

 

道祖神スタッフのマチレス修理日記

最近、お休みに日には単車屋トムさんの整備スペースをお借りし、

また自分では無理そうなところは手伝ってもらいながら、

愛車マチレスの修理をしています。上の画像は、既にトムさんに

よってミッションが下ろされています。これからエンジンをばらしてきます。

いつ見ても美しいエンジンの造形。

あっ、汚れは別にしてだけど...。

今回の修理個所は、クランクケースから出ているアクスル(クランク)シャフト。

画像のようにスプラインが、異常に削れているので要交換。

1954年式のバイクだけど、意外にもまだまだ部品は手に入ります。

もちろん純正ではないけど。

それからシリンダーヘッドにオイルを供給しているパイプの修理。

なんと分解してみたらパイプの先端部分が折れていました。

これからたまに修理風景をアップして行きます。