北海道 未知の世界へ!スノーバイクで雪上走行体験 4日間

雪の上をオフロードバイクで走る!? 冬しか乗れないスノーバイクにトライ!

オフロードバイクの前輪にソリを、後輪にキャタピラを装着させれば、雪の上を軽快に走るスノーバイクに大変身。道祖神初の雪上バイクツアーを、3/19(金)-22(日)で開催いたしました。

ニセコ有数のリゾートホテル「ヒルトンニセコビレッジ」に宿泊し、リッチな部屋・食事・温泉を堪能。まだまだたっぷり雪が残るルスツの広大なフィールドを舞台に、大自然の中のスノーライディングに挑戦です。

まずはベース基地にてブリーフィング。もしも迷子になったらその場を動かずに待っていることや、万が一雪崩が起きて巻き込まれてしまった際の捜索に使う位置発信装置「アバランチビーコン」の使い方など、雪山ならではの説明も受けます。

終了後、いよいよスノーバイクの乗り方レクチャーへ。バイクはYAMAHAの450モトクロッサー、KTMの450エンデュランサー、そしてGASGASの500まで車種は様々ですが、みな世界トップクラスのレースを走る戦闘力を備えた、とてもパワフルでハイシートの車両たちです。ですが雪の抵抗がバイクのパワーを中和してくれるのでこのぐらいのサイズでちょうど良く、またバイクと違ってマシンが自立してくれるので、足付きが悪くても乗り降りに困りません。

クラッチ付きのバイクと乗り方は基本一緒ですが、特徴としてはフロントブレーキはありません(タイヤではなくてソリのため)。ハンドルの右レバーを握るとリアブレーキが作動、つまりキャタピラが減速しスピードが落ちます。しかし雪の抵抗によってエンジンブレーキが強烈に効くので、余程の減速時でなければブレーキは使いません。

重量は約200kgほどあり、倒した場合雪の上で起こすのは大変なので、基本二人以上で起こした方が腰を痛めず無難です。

乗り方としては、まず走り始めはビビらずにしっかりとアクセルを開けた方がバイクが雪の上から浮上して安定し、スムーズに発進できます。また、自分の進路のちょっと先に木や他のバイクなどがあった場合、ぶつかったらまずいと普通はアクセル控え目に発進して低速でバイクの進路を変えようとなりがちですが、スノーバイクでは立ち上がりに低速で車体が沈んだままバイクの向きを変えるのは難しく、フラフラと不安定なので思い切って開けてから体重移動をした方が楽に避けられます。

曲がり方としては、オフロードバイクのようにリーンアウトでバイクを寝かせて、アクセルを開けてターンした方が曲がりやすいです。

平地を少し走って練習した後、いざ山へ向かって出発!!

ご覧の通り、初日は最高の天気!!

名物「羊蹄山(ようていざん)」(写真左)や洞爺湖がはっきり見える絶景に出会えました。

広い雪原では一人ずつ走行写真撮影。大自然の雪原フリーライドは想像以上の爽快感!

写真提供:「北海道スノーバイクエクスペリエンス」
写真提供:「北海道スノーバイクエクスペリエンス」
写真提供:「北海道スノーバイクエクスペリエンス」
写真提供:「北海道スノーバイクエクスペリエンス」
写真提供:「北海道スノーバイクエクスペリエンス」
写真提供:「北海道スノーバイクエクスペリエンス」
写真提供:「北海道スノーバイクエクスペリエンス」
写真提供:「北海道スノーバイクエクスペリエンス」
写真提供:「北海道スノーバイクエクスペリエンス」
写真提供:「北海道スノーバイクエクスペリエンス」
写真提供:「北海道スノーバイクエクスペリエンス」
写真提供:「北海道スノーバイクエクスペリエンス」
写真提供:「北海道スノーバイクエクスペリエンス」
写真提供:「北海道スノーバイクエクスペリエンス」

添乗員の金本も、原チャリ感満載のミニバイク(CRF110F Ripper)で必死に追走します笑

しかし、パワーの無いミニバイクでは登れずに埋まる場面もあり、、、

このようにダイナミックな景色の中を自在に走りながら、2日目は残念ながら天気が悪く短時間の走行となってしまいましたが、スノーバイクという未知なる乗り物に皆様ご満足いただけたようでした。

今回オフ初心者の方が多く、「難しい」とは言いつつもコケても痛くないしバイクも体もダメージが無いので、思いっきりはしゃいでおりました。オンロード派の人でもどなたでも、童心に返ったように楽しめますよ。これから冬の定番ツアーにしますので、よろしくお願いします!