カンボジア メコン川とアンコール・ワット オフロード 6日間 添乗レポート(前編)

奇跡の10連休となったGWの4/29~5/4で実施した、カンボジアンオフロードバイクツアー。ドロドロ・グチャグチャになって走ることが多いカンボジアですが、「暑季」と呼ばれるこの時期の大地はカラカラに乾き、ひたすら暑さとの戦いに。いざ、アンコール・ワットを目指して!

▶4/29(金)一日目:日本 ⇒プノンペン

お客様9名+添乗員1名の総勢10名からなる道祖神カンボジアバイク探検隊。首都プノンペンに降り立って空港から外に出た瞬間、ムワムワ~ッと音が聞こえるほどのムシ暑さに包まれていきなり汗だらだらに。カンボジアの気候の手荒い歓迎を受けます。

出てすぐに、日本語がとても上手なTAK(タック)さんがお出迎え。車まで歩いていくと、カンボジアビールのAngkorのクーラーボックスが登場し、「まずは飲みましょう!」といきなり乾杯~!

暑いので、水分補給は大切です。うまい!

車には荷物だけ積んで、電車で移動することに。しかし電車がぜんぜんやって来ず、けっきょく一時間は待ちました。 狭い路地を民家スレスレに走る列車からは人々の生活模様をよく眺めることができ、気分は『世界の車窓から』。良い時間になりました。

ゴミがたくさん落ちていたり、バラックのような建物に沢山の人々が住んでいたりと、カンボジアの素顔を目の当たりにします。カメルーンやナイジェリアなどの西アフリカで見た光景とよく似ていて、この国の状況が何となくわかりました。

プノンペン・ロイヤル駅に到着後は、市民の足トゥクトゥクに乗り換えてホテルへ。

ホテル到着後、メコン川のディナークルーズへ。参加者同士の自己紹介なども交えて、明日から始まるオフロードツーリングに向けて英気を養いました。

この日は、プノンペン・ホテルに宿泊。

▶4/30(土)二日目 プノンペン⇒コンポンチャム(約130km)

御飯が美味しいのもカンボジアの魅力。ホテルの朝食!

特に、今回泊まったどのホテルでもあったライスヌードル「クイティウ」の屋台は、皆さんに大人気でした。

さて、ここからバイク旅が始まります。

朝のブリーフィングタイム。それぞれが乗るバイクを決めて、リードライダーのJAMEさんから本日のコースの特徴やカンボジアン・ローカルを教えてもらい、出発!

まずは船着き場へ。メコン川をフェリーで渡り、 混雑するプノンペン市内を脱出します。

そして、普通の道路と裏道の細い未舗装路を、暑さと戦いながら交互に走ります。

いつも走っていた場所の地形が変形していて進めなかったり。

暑さに耐えかねてしばしば休憩をしながら進みます。

本日2度目の乗船。今度はハンドメイド木船で雰囲気満点!

ローカル食堂でランチ。大汗かきまくりのこのツアーでは、ポカリが本当に心強い味方でした。

終盤になると、クッタクタ。日陰からなかなか出られません。

この日のラストはこんな藪の中にも突っ込んで、、、

こんな手作り感満載の橋を眺めつつ、、、(時間が無くて渡れませんでした)

無事、この日の目的地であるコンポンチャムへとたどり着きました。

到着と同時にビールで乾杯!!うまい!!!

皆さんかなり疲れておりましたが、その分とても充実した表情をしています。

アンコール・ワット目指してあと2日間、暑さに負けずがんばって走ります!

(後半につづく)