ジョージア 文明の十字路 コーカサス オン&オフロード 9日間 添乗レポート

帰国からはや一ヶ月が経ちましたが、お待たせいたしました!
8/20から8/28まで添乗員として同行して参りました、ジョージアツーリングのレポートをお届けします。

オン&オフロードの欲張りなツーリングでしたが、どちらも走り応えたっぷり!オフでは皆さん楽しくヒイヒイいう場面もありましたね😊
ジョージアの岩の砦、復讐の塔、コーカサス山脈・・・それら圧倒的な景色の中のツーリングは、まさに異世界。名作、ドラゴンクエストの世界のようだとは上手いこといったものです。

そしてなんといってもワインとジョージア料理!一日走り終えた後の夕食は、もう本当に豊かな食事の時間そのものでした。ワイン飲み放題は皆さん大はしゃぎでしたね!✨伝統のジョージア料理も毎日おなか一杯になりました。🍞🍷🧀

最後に外せないのがガイドの手厚さ。
リードライダーのパトリックと、奥様のアンナがガイドを担当。タンデムで皆さんの前を走ります。
そしてサポートカー担当のアッシュ。
最後にスイーパー(隊列の殿)担当のアンナ。
彼ら4名+添乗員の私の計5名が全体をサポートします!
ここまで手厚い体制は走る上でも、その国を知る上でもとても頼りになりますね。

そんなジョージアツーリングをお届けします!
ヨーロッパやアメリカなど有名どころを走り終えて刺激を求めている方は必見ですよ!🔥👀

 

8/20(水)、夜出発。
東京からは添乗員入れて4人で出発。ドバイ空港で関西からの2名様と合流。この全員が合流するまでが安心できないものです。

翌日8/21(木)、ドバイに到着すると暑い!34℃はありました。
ここからトビリシ空港行きの搭乗ゲートへ移動しますが、エレベーター、電車、バスと空港内の乗り物を乗り継いで、やっと到着。ドバイ空港の広さを改めて体験しました💧

フライドバイでトビリシへ。
フライドバイでトビリシへ。

昼頃トビリシ空港に到着!
早速ガイドと合流して、トビリシ市街地のガレージへ。
ホテルのチェックインまで時間があるため、既に待機しているバイクを皆さんで確認。今回はCFMOTOも3台あったので、KTMの390ADVと合わせて希望の物をじゃんけんで決定!(笑)

ウェルカムドリンクでビールまでいただいちゃって、ガレージに住んでる猫ちゃんとわんちゃんと戯れた後はホテルで荷ほどき。少しだけ自由時間を楽しんで、夜は街に出て乾杯!

バイク乗りならワクワクする空間。ガレージは元々はカフェバーだったとか。
バイク乗りならワクワクする空間。ガレージは元々はカフェバーだったとか。
ガレージの猫ちゃん。ちょっとツンデレ。壁の日の丸はガイドのパトリックが日本を旅した時に手に入れたとか。
ガレージの猫ちゃん。ちょっとツンデレ。壁の日の丸はガイドのパトリックが日本を旅した時に手に入れたとか。
道祖神の旗も!嬉しいですね😊
道祖神の旗も!嬉しいですね😊
こちらはわんちゃん。ガイドのパトリックたちに愛されている様子。
こちらはわんちゃん。ガイドのパトリックたちに愛されている様子。
ガレージ、宿から3分のリバティースクエア。観光客でにぎわう場所。
ガレージ、宿から3分のリバティースクエア。観光客でにぎわう場所。
晴天にはためくジョージアの国旗。
晴天にはためくジョージアの国旗。
道端に青空古本屋さんが連なる。
道端に青空古本屋さんが連なる。
初日からジョージア料理とジョージアワインで乾杯!🍷
初日からジョージア料理とジョージアワインで乾杯!🍷
ハチャプリ(チーズ入りのパン)とオジャクリ(ジャガイモと豚肉のジョージア風ジャーマンポテト)
ハチャプリ(チーズ入りのパン)とオジャクリ(ジャガイモと豚肉のジョージア風ジャーマンポテト)
オーストリ(トマトとスパイスの肉煮込み料理)
オーストリ(トマトとスパイスの肉煮込み料理)
チーズとトマトたっぷりのチキンサラダ。
チーズとトマトたっぷりのチキンサラダ。
夕食後のリバティースクエアはすっかり夜の姿に。
夕食後のリバティースクエアはすっかり夜の姿に。

翌朝、ヨーロッパらしい豪華な朝食をいただいて、いよいよジョージアツーリング開始!ガレージとホテルは徒歩1分なのでとても便利です😊
前日にじゃんけんで決めたそれぞれのバイクで準備して出発!まずは北西に進んでオニの町を目指します。

パンにヨーグルトにハチミツにハムに、どれをとっても美味しい!
パンにヨーグルトにハチミツにハムに、どれをとっても美味しい!
わんちゃん猫ちゃんたちもお見送りに🐶😸
わんちゃん猫ちゃんたちもお見送りに🐶😸
片田舎にポツンと立つ教会にもジョージアを感じる。
片田舎にポツンと立つ教会にもジョージアを感じる。
ディドゴリ戦勝記念碑。毎年8/12はここで大規模なお祭りが開催される。
ディドゴリ戦勝記念碑。毎年8/12はここで大規模なお祭りが開催される。
時には馬と並走することも。
時には馬と並走することも。
ゴリの町風カツレツ。牛豚の合い挽肉をハーブで味付けした物。付け合わせはじゃがいものピューレ。
ゴリの町風カツレツ。牛豚の合い挽肉をハーブで味付けした物。付け合わせはじゃがいものピューレ。
コーヒーを飲み干すと・・・
コーヒーを飲み干すと・・・
こんな感じで沈殿物の粉が残る。いわゆるグルジアコーヒーはコーヒーの粉ごと煮出してそのまま注ぐため、粉っぽい味わいになる。
こんな感じで沈殿物の粉が残る。いわゆるグルジアコーヒーはコーヒーの粉ごと煮出してそのまま注ぐため、粉っぽい味わいになる。
道端のバス停で休憩。なんでもない場所でもなんとなく絵になる。
道端のバス停で休憩。なんでもない場所でもなんとなく絵になる。

そして夕方、オニの街に到着して今晩の宿へ。
宿の夕食ではなんと、宿のご主人自家製のワインとウィスキーが飲み放題!ここは昔ながらのワイン蔵が保全されており、ジョージアワインの歴史的に見ても非常に貴重な経験となりました。
初日からこんな面白いところに出会ってしまったので、この日の打ち上げは夜中まで続きました😊🍷💤

オニの町。
オニの町。
自家製ウィスキー。綺麗な色をしている。
自家製ウィスキー。綺麗な色をしている。
宿の主人に自家製ワインをご馳走になる。後ろのタンクの中身は全てお酒。
宿の主人に自家製ワインをご馳走になる。後ろのタンクの中身は全てお酒。
頭上に延びるのは全てぶどうのツル。
頭上に延びるのは全てぶどうのツル。
美しく趣深いゲストハウス。
美しく趣深いゲストハウス。
Gaumarjos! (乾杯!)
Gaumarjos! (乾杯!)
最高に豊かな食卓だと思います😂
最高に豊かな食卓だと思います😂
恐らく日本で最も有名なジョージア伝統料理、シュクメルリ。ニンニクガッツリで美味い!
恐らく日本で最も有名なジョージア伝統料理、シュクメルリ。ニンニクガッツリで美味い!

走行二日目以降も、ジョージアの自然と独自の文化、絶景道に圧倒される日々が続きます。文明の十字路とは、まさにジョージアそのものだと感じる日々でした。

野生か家畜かわからない自由な馬たち。
野生か家畜かわからない自由な馬たち。
たむろした牛にも注意!
たむろした牛にも注意!
飲みすぎた翌日のお昼ご飯は、胃にやさしいものをとガイドのアンナが気遣ってくれてスープとパンに。
飲みすぎた翌日のお昼ご飯は、胃にやさしいものをとガイドのアンナが気遣ってくれてスープとパンに。
ザガリ峠にて。
ザガリ峠にて。
ウシュグリ村。地理的優位性により幾多の侵略から独自の文化を守り抜いた。
ウシュグリ村。地理的優位性により幾多の侵略から独自の文化を守り抜いた。
メスティアの宿のベランダにて。目の前には復讐の塔が連なる。
メスティアの宿のベランダにて。目の前には復讐の塔が連なる。
豊かな食事。シャシリクでガッツリお肉をいただく。
豊かな食事。シャシリクでガッツリお肉をいただく。
夜のメスティア。
夜のメスティア。
復讐の塔最上階から望む、コーカサス山脈の夜明け。
復讐の塔最上階から望む、コーカサス山脈の夜明け。
ハルチョー(トマトとスパイスの牛肉スープ)
ハルチョー(トマトとスパイスの牛肉スープ)
この旅で最もどろっとしてたコーヒー!
この旅で最もどろっとしてたコーヒー!
サナトリウム・メディア(旧ロシア人保養所)
サナトリウム・メディア(旧ロシア人保養所)
保養所では「ダンボ」と名付けられた子犬が新しい飼い主を待っている。
保養所では「ダンボ」と名付けられた子犬が新しい飼い主を待っている。
オシドリ夫婦のパトリックとアンナ。彼らのホスピタリティがとにかく凄い。
オシドリ夫婦のパトリックとアンナ。彼らのホスピタリティがとにかく凄い。
サイルメの山越えで出会った牧羊犬たち。街の野犬たちとは少し雰囲気が異なり、ビシッと仕事をしている。
サイルメの山越えで出会った牧羊犬たち。街の野犬たちとは少し雰囲気が異なり、ビシッと仕事をしている。
しかしどの子らもとっても人懐っこい。ジョージアは犬好きにはたまらない。
しかしどの子らもとっても人懐っこい。ジョージアは犬好きにはたまらない。
途中の高原でバイクを走らせて撮影会。
途中の高原でバイクを走らせて撮影会。
オフロードの楽しさでは、その軽さとエンジンフィーリングからKTM390ADVが勝っていた。
オフロードの楽しさでは、その軽さとエンジンフィーリングからKTM390ADVが勝っていた。
ジョージアを走っていると、立派な砦が突如現れる。
ジョージアを走っていると、立派な砦が突如現れる。
ヴァルジア洞窟修道院前広場にて。最新の3Dスキャンでは19階もあることが判明した。
ヴァルジア洞窟修道院前広場にて。最新の3Dスキャンでは19階もあることが判明した。
洞窟修道院の散策は軽い登山並みに脚を使うため注意。
洞窟修道院の散策は軽い登山並みに脚を使うため注意。
ヴァルジアの宿の敷地内にはブドウ園と畑が並ぶ。ここでもワイン飲み放題!
ヴァルジアの宿の敷地内にはブドウ園と畑が並ぶ。ここでもワイン飲み放題!
宿の前のクラ川で釣った天然マスの塩焼き。
宿の前のクラ川で釣った天然マスの塩焼き。

そして走行最終日!!
出発地のトビリシまで最後にして最大のオフロードをヒイヒイ言って無事にクリア!いや~思い出すだけでも息が切れそうです(笑)。皆さんで助け合って進むのは楽しいですね!

タバツクリ湖から最後のオフ開始。この時はまだまだ余裕でした。
タバツクリ湖から最後のオフ開始。この時はまだまだ余裕でした。
ダートを快調に飛ばす。砂煙を上げて進むのは気持ちがいい。
ダートを快調に飛ばす。砂煙を上げて進むのは気持ちがいい。
スイーパーのアンナ。小柄な体形ながらも800㏄のアドベンチャーバイクを巧みに操る。
スイーパーのアンナ。小柄な体形ながらも800㏄のアドベンチャーバイクを巧みに操る。
この旅で最大の難所となったオフロード。こぶし大のゴロタ石が敷き詰められたガレ場。とても走り切れないため途中から下の側道にエスケープしてクリア。
この旅で最大の難所となったオフロード。こぶし大のゴロタ石が敷き詰められたガレ場。とても走り切れないため途中から下の側道にエスケープしてクリア。
難所を超えた後も走りに戻るタフガイも😂
難所を超えた後も走りに戻るタフガイも😂

そしていよいよトビリシへ。
旅の始まりの地が終わりの地となるこの瞬間、たまらないですね。一週間前くらいなのに、随分長い旅をしてきたようにさえ感じます。
ガレージに戻ってバイクを返した後は、街で集合して完走記念の打ち上げ!
Gaumarjos! 本当にお疲れ様でした!!

遠くに始まりの街が見えた瞬間、旅の終わりを感じさせる。
遠くに始まりの街が見えた瞬間、旅の終わりを感じさせる。
リバティースクエアはちょうど夕暮れの時間。
リバティースクエアはちょうど夕暮れの時間。
ガレージ帰還!早速パトリックたちから労いのビールをいただいて乾杯!
ガレージ帰還!早速パトリックたちから労いのビールをいただいて乾杯!
この子らを見ても、ただいまって感じがします。
この子らを見ても、ただいまって感じがします。
記念撮影。お疲れ様でした!
記念撮影。お疲れ様でした!
夜はパトリックたちの行きつけのバーでGaumarjos!本当に彼らにはお世話になりました。
夜はパトリックたちの行きつけのバーでGaumarjos!本当に彼らにはお世話になりました。
最後の最後までワインを楽しみます。
最後の最後までワインを楽しみます。

 

ジョージアツーリングレポート、いかがでしたか?
冒頭でお話した、料理も文化も道も最高クラスだというのが伝わったなら嬉しいです😊

実はジョージアツーリングは、道祖神から添乗員が同行したのは初めてでした。
つまり、今回までは最少催行人数6名を満たさなかったということです。

私としては、「え、なんで!?」という気持ちです。こんなに楽しくて奥が深い魅力的な場所なのに!文明所十字路の名のごとく、アジアとヨーロッパの匂いを同時に感じられる国はそうそうありません。
それに、パトリックたちがそうだったように、とにかくジョージア人の気質が気持ちがいい!あ、美人も多いです!(笑)

そんな太鼓判なジョージアツーリング、ぜひ一度ご検討ください。
わたくし西村が自信を持ってお勧めいたしますよ!
お問合せお待ちしております!!🔥