マレーシア 目指せ!ユーラシア大陸最南端 マレー半島8日間

ユーラシア大陸最西端のロカ岬は有名ですが、最南端のマレーシアのタンジュン・ピアイを知っている人は、ほとんどいないはず。だったら行ってみようじゃないか!という勢いで作ったこのツアーに、好奇心あふれる4名が名乗りを挙げてくださり、6月21日-28日で実施してきました。さぁ、ユーラシア大陸最南端への旅のはじまりです。

6/21(金)に日本からマレーシアへと飛び、翌22(土)朝からツーリングスタート。まずは、今回現地でバイクのレンタルとツアーコーディネートをしてくれる、MALAYSIA MOTORCYCLE GETAWAYS(MMG)の立派なオフィスに行き、詳しいブリーフィングを受けます。

マレーシア全体の紹介、ルートの紹介、交通ルールなど細やかで丁寧な説明
ツアー参加メンバーと、MMGのサポートスタッフ。
あいにくの雨スタートでしたが、バイクのコンディションは良く、みなテンション高めです

この日はクアラルンプールから、北にある人気の避暑地キャメロン・ハイランドを目指して、約230km走ります。

まずはクアラルンプール郊外にあるヒンドゥ教の聖地、バトゥ洞窟へ。

高さ43m、世界最大の黄金のムルガン像は大迫力!ありがたや~!

洞窟に入るには、272段の階段を登らなければならず、キツイ!しかし、地上約100mからの景色は絶景です
洞窟の内部には巨大な空間が広がり、聖地として崇められる理由もわかります
独特の景色です
東南アジアらしいカラフルで濃いめの神様たち。ノリノリです。ちなみにこれはお土産

その後約60km程北上して、ローカルレストランで昼食。 これはマレーシア風焼きそばのミーゴレン、海老や野菜たっぷりで 美味しい! マレーシア料理は日本人の口にも合います。

Tanjong Malimにあるこのレストランはバイカーご用達のお店らしく、鏡がバイクチームのステッカーで埋め尽くされていました。鏡が見えない!

昼食後、徐々に山岳ゾーンへと進んでいきます。さらに150km程走ると、清涼感あふれる滝LATA ISKANDARがありました。疲れてきた体にマイナスイオンをたっぷり浴びてリフレッシュ!

ここからキャメロン・ハイランドに向かう途中で、道端に原始的なお家を発見。先住民アボリジニが暮らしていました。

狩猟体験ということで、的のクマさんを狙う吹き矢ゲームもやらせてくれました!

そして、この日の目的地である人気キャメロン・ハイランドに到着。高原らしくお茶の一大産地で、美しい茶畑が広がります。

リゾートらしいゴージャスなホテル Century Pines Resort Cameron Highlands に泊まりました。

人気の避暑地らしく西洋人のツアー客も多く、また彼らのステータスなのかランドローバーのディフェンダーがたくさん。中にはこのように角が生えた車もありました。

6/23(日)キャメロン・ハイランド→ゲンティン・ハイランド:約240km

深い緑に覆われたジャングルの峠道からスタート。

この日の朝の59号線から102号線のルートは、交通量が少なく、ほどよいアップダウンとワインディングの連続で、景色も天気も良く、皆さんがただただ気持ち良い!最高!と連呼していました。このツアーのベストルートでした。

リードライダーのゼドさん、危険をかえりみない決死の撮影!
峠を快走して下界に下りてくると、気温が10℃以上アップ。川横のカフェで、マレーシア定番の甘いアイスレモンティーを飲んでクールダウン。

その後は淡々と150km程走り続け、再び高原ゾーンに入り、ジャングルの中の秘密のレストランでランチ。緑に囲まれた心地良い空間で、ゆったりとした時間が流れていました。

マレーシアの国民食・ナシゴレンは炒めた御飯の上に目玉焼きがのる

昼食後、ホテルまでは20km程度でしたが、前が見えないぐらいに強烈なスコールに見舞われ、ずぶ濡れで到着。熱帯雨林の国のツーリングの洗礼?醍醐味?を体験しました。

写真ではわかりづらいですが、これ以上はカッパが無いと無理というレベルの雨が降ってきたため、雨をしのげる木陰に停まりカッパを着用しているシーン

この日の宿も大型リゾートホテルに宿泊です。

17時頃~雨が止んだので、ケーブルカーに乗って山の上の一大リゾートエリアへ。

山頂にはカジノ、ショッピングモール、アウトレット、ホテル、遊園地などがある超巨大テーマパークが広がります。よくもまあこれほど大きな施設を山の上に築いたものだ!と全員で関心するぐらいに大きく、マレーシアという国の豊かさを再確認しました。熱帯性気候で一年中暑いマレーシアにおいて、クアラルンプールから一番近い高原リゾートのここゲンティン・ハイランドは大人気で。我々は21時頃には麓のホテルへ戻りましたが、まだまだ人が沢山いて一晩中眠らない場所でした。

バットマンのバイク「バット・ポッド」もありました

6/24(月)ゲンティン・ハイランド→マラッカ 約250km

マレーシアは日本と同じ左車線で、交通マナーも良いので安心して走れます
ランチのお店の前に停まった白バイ。KAWASAKIでした

夕方16時には「マレーシア最古の町」とも言われる古都マラッカに到着。一休みした後、観光へ。古くから貿易の要所として西洋と東洋の中継点となり両文化が融合・混在し、町自体が世界遺産に登録されており見所いっぱいです。

ホテルは大きくないですが、港町の風情が感じられてGOOD
ホテルの裏には水路があり船も往来、 港町の風情が感じられてGOOD
独立宣言博物館。 マレーシアは過去ポルトガル、オランダ、イギリス、そして太平洋戦争時には日本軍に占領され、戦後はイギリス領として再び英国植民地になりましたが、1957年8月31日に独立を果たしました。
300年近く前、オランダによる統治時代に建てられたキリスト教会
丘の上に建つ、セントポール教会。長い年月で屋根は朽ち果てていて、ありませんでした。あのフランシスコ・ザビエルも日本に来る前にここで布教活動を行っており、彼の死後その遺体が9カ月間ここに安置されていた時期もありました。
西洋と東洋が混在する町並み
マラッカからの略奪品をポルトガルへ運ぶ途中、マラッカの沖合で
沈没したポルトガル船「フロール・デ・ラマール号」の複製を建物とする、マラッカ海洋博物館
この日の夕食は、チキンライス&チキンボールの名店「EEJIBAN(イイジバン)」。これで約300円、ご飯にも鶏の出汁の味が染みてウマい!

6/25(火)マラッカ→タンジュン・ピアイ→バトゥ・パハ 約330km

沿岸部から内陸部に入り、アジアハイウェイをひたすら南東へ走り、いよいよユーラシア大陸最南端へと向かいます。

そして14時半、ついに到着!

まず、「THE SOUTHERN MOST TIP OF MAINLAND ASIA」と刻んである巨大な碑の前で記念写真
次に、入場料20MYR(約500円)を支払い、岬の入り口の施設に入ります。先はナショナルパークになっており、建物はすぐに終わりその先はマングローブの林が海まで続きます。

マングローブ林の中のボードウォークは涼しくて、吹き付ける海風がとても清々しくて気持ち良かったです。観光客が少なくてゆっくりできるのも◎。大抵の岬は断崖絶壁でアップダウンが激しかったり、本当の先端までは行けない場合が多いが、この岬は駐車場から最先端までずっとフラットで、苦労なく歩いて到達できました。

最後に、直径2mほどある地球儀のようなオブジェが出現。

ここからは東にジョホール海峡の向こうにシンガポールを、西にはマラッカ海峡の先にインドネシアを見ることができ、実は世界でも珍しい三国を同時に臨める岬。旅のハイライトにふさわしい場所でした。

6/26(水)バトゥ・パハ→クアラルンプール:約315km

走行最終日はあいにく朝から雨でしたが、昨日ユーラシア大陸最南端に立ち、パワーをもらった皆さんは元気です!

サービスエリアでの休憩シーン。小さな屋根の下でズブ濡れの靴やグローブを脱ぐ
リードライダーが買ってくれたバナナフライのお菓子が絶品でした1

クアラルンプールの南約35km、マレーシアの行政新都市として開発中のプトラジャヤに到着。

政府機関やモスク、国際会議場やレストランなどの建造物が集中しながらも、広々とした区画や水辺の多さによって、非常に居心地の良い空間だった。

ひときわ目を引くピンク色のモスク
ランチメニューは今日も変わらずナシゴレンかミーゴレンだったが、ここで食べるとなんとなく価値が違います

その後宮殿や橋などの名所をめぐり、MMGのオフィスに帰って無事ツーリングは終了。

見事、ユーラシア大陸最南端を制覇!バンザイ!
お世話になった現地サポートメンバーと記念写真

夜はクアラルンプールのローカルレストランで、打ち上げ。

クアラルンプールの摩天楼・ペトロナスツインタワーの近未来感に触れ、マレーシアの田舎と都市を走り回った旅が終わりました。

スペイン 情熱の大地へ ラ・マンチャとアンダルシア周遊 10日間          

少し時間が空いてしまいましたが… 6月に催行したスペイン ラ・マンチャとアンダルシア周遊ツーリングのレポートです。 by 久世(くせ)

私が最後にスペインに行ったのは2000年12月末の12日間。 そう、20世紀から21世紀に変わる時でした。 その時はジブラルタル海峡をフェリーで渡り、モロッコも周遊するバイクツアーでしたが、 今回はスペイン南西部をぐるりと回る見どころの多い10日間のツーリングです 。

6月14日:成田→アブダビ→マドリード

最初の搭乗時はいつもワクワク感があります。

成田空港エティハド航空の搭乗ゲート

6月15日:マドリード

飛行機はアブダビ経由のエティハド航空なので、マドリード到着は翌日の午前中。

ホテルチェックイン後は早速マドリード市内へ出発!

ツーリングは翌日朝からなので、地下鉄でプラド美術館へ。   

マドリッドの地下鉄
プラド美術館の外観

6月16日:マドリード→コンスエグラ→シウダーレアル

スタート後、小一時間程走りマドリード郊外のガソリンスタンドで休憩&バイクチェック。

午前中は良い天気でしたが、午後から雲の多い空に。

コンスエグラの風車は地平線に佇んでいました。

コンスエグラの丘の上の風車群

6月17日:シウダーレアル→コルドバ

この日は走行距離が短めなので、早めにコルドバに到着して、 世界遺産のメスキータの見学とバル巡りをしました。

コルドバの郊外
メスキータの内部_1
メスキータの内部_2
コルドバのバルにて

6月18日:コルドバ→ロンダ

コルドバから広い谷を西へ向かい、 大都市セビリアを過ぎると現れる広大な向日葵畑。

セビリア→ロンダの道中のひまわり

ロンダは崖上に築かれた城塞古都。スペイン最古の闘牛場もあります。

ヌエボ橋から見る断崖都市ロンダ

6月19日:ロンダ→グラナダ

ロンダから小一時間ワインディング道を行くと見えました地中海!

途中のミハスではアンティークショップに寄ってみたり。

白い街 ミハス
ミハスのお店

グラナダでは豪華な夕食を戴きました。

生ハムにワイン、アヒージョなど、これぞスペインなバルメニュー

6月20日:グラナダ→アルバセテ

とにかく天気が良かったのですが、そのお陰で気温は35℃!

ストレートメインの道は気持ちよく快走です。

これぞスペイン南部アンダルシア。さんさんと降り注ぐ太陽の中を走る_1
これぞスペイン南部アンダルシア。さんさんと降り注ぐ太陽の中を走る_2
フローレスにて

6月21日:アルバセテ→マドリード

ついにツーリング最終日。ホセさんも加わりクエンカ旧市街をバックに記念撮影。

クエンカにて_1
クエンカにて_2
クエンカにて_3

マドリードのレンタルショップ、ハッピーライダーモーターサイクルにバイク返却後は ホセさんの奥様である香代さんの手料理とビールで無事に乾杯!

いつもスペインツーリングでは大変お世話になっている、ハッピーライダー(バイク店の名前)のホセさんとその奥様の香代さん

スペインのバイクツアーは天候の安定する5月~10月がもっとも走りやすい季節です。

もしツアー設定日にご参加が難しい場合は、個人レンタルでもツーリングが可能ですので、是非ご検討いただけますと幸いです。

モンゴル ゴビ砂漠デザートライディング6日間

今回は道祖神スタッフではなく、ツアー参加者が書いてくださったレポートになります。9月11日発に参加してくださった、黒田一行様の詳細なレポートを掲載します。黒田様1名しか応募がありませんでしたが、 料金アップ をご本人にご了解を頂き個人手配旅行として実施しました。

***以下、黒田様のレポート本文です***

↓ ↓ ↓

  • 走行1日目:ウランバートルの南西650kmのダランザドガドから北上、ヨーリンアム渓谷~バヤンザクで宿泊(160km)。
  • 走行2日目:南西方向のゴビに向けてツーリング(160km)。
  • 走行3日目:ホンゴルから東に向けて220km、ダランザドガドに戻る。全体として、一筆書きの二等辺三角形の行程です。

地平線、丘陵地帯、砂漠その他、起伏に富んだ地形を楽しめました。オフ初心者の私でも大丈夫でした。

【9/11(水)1日目】

モンゴルのチンギスハン空港に到着。通訳のボギーさん、テヌンツアーのドライバーさんと合流。ウランバートル市内に向かう。空港付近は新しいビルの建設ラッシュ。朝青龍のスポーツジム、白鵬のトヨタ販売店、日馬富士のスクールなどもあります。ホテルは国会議事堂のすぐ横。国会議事堂には、チンギスハンの像と二人の重臣、そしてオゴタイとフビライの像がそびえます。この国でのチンギスハンの人気が伺えます。ホテル自体も新しく、レストランもすぐ近くにあり、快適なロケーションです。翌日は早いため、レストランで食事をとったら睡眠です。

国会議事堂

【9/12(木)2日目】

走行初日。早朝、ウランバートル空港からゴビ砂漠手前のグルバンサイカーン空港(ダランザドガド)に移動。ここからツーリング開始。レンタルのセロー(グリーン)とツアーエージェントさん達と合流。ツアー会社の社長が直々にガイドライダーを務めてくれました。(イジレーさん、日本のオフロード雑誌にも何度か登場しています)、サポートカードライバーのガンボさん、通訳のボギーさん。本当の名前はもっと長いので略称。実はイジレ―さんとガンボさんは昨年のモンゴル テレルジツーリングでもガイドを努めてくれました。そのときゴビツアーに誘われたのが、今回の私の参加の理由のひとつ。

グルバンサイカーン空港と今回の相棒

まずはヨーリンアム渓谷へ。道は平坦なところから少しずつ岩と砂利のゴツゴツしたところに変化。駐車場にバイクを止めて渓谷の中へ。渓谷は現在でも川が流れており、今回のルートの中では比較的緑の多いところ。ワシがこんなにたくさんいるのを見るのは初めて 。

セローの左側がサポートカー(ロシア製LADA)とイジレーさん・ガンボさん
ヨーリンアム渓谷

次にバヤンザクを目指して北上。道はフラットダートで走りやすく速度制限もない(と思う)。未舗装路で5速フルスロットルをやってみたり。大地を蹴っ飛ばして進んでいく爆走感は快感です。太陽と空と雲のコントラストがとてもきれい。地平線に向かっている感じを体感。

平原にある家畜の水飲み場

道は、むしろ轍と言った方が良いもので、これがいくつも交差しています。しかも前後には地平線のみ。ナビなしでよく目的地に着くものだと、ガイドさんの能力に関心です。聞けば、頭の中に地図が入っていると。(ちなみにイジレーさんは車でラリーに出ているそう。)

15時頃に今回のキャンプ地(ツーリストキャンプ(ゲルが多く建てられていて、トイレやレストランも完備)に到着。ここからすぐそこのバヤンザク(恐竜の卵の化石が世界で初めて見つかった場所)まで行く。例えて言うならグランドキャニオンのような景観。奥の方まで歩いていくと、実際に壁の中に恐竜の卵らしきものがいくつも埋まっています。

壁に埋まっている丸いのが恐竜の卵の化石

赤土の大地を夕日が染めると荘厳な景色が現れます。それを眺めながら地平線に沈む夕日を見る。そして西から東へ振り返るとすぐに月が上がってきました。地球の自転を初めて体感しました。

バヤンザク
見渡す限りの地平線
地平線に沈む夕日
地平線から昇る月
この日は再会を祝して大振りの羊料理で歓迎してくれました。本日の走行は約160キロメートル。
 

【9/13(金)3日目】

走行2日目.バヤンザクからホンゴル砂丘へ。 朝5時に起きると満天の星。月が沈むと入れ替わりで地平線からの日の出。

セローと中秋の満月前日の月
セローと夜明け前のオリオン座
地平線の日の出

朝食後、南西のホンゴル砂丘へ。東西150㎞はあるという大砂丘をめざす。乾燥した平原の中を快走。平原を疾走していると、突然、水の枯れた川の跡などが出現する。こんなときはイジレーさんがハンドサインで教えてくれるので、安心です。

道端の露店に寄りつつ、2時間ぐらい走ってもなかなか遠くの山が近づいてこない。けど不思議とあきない。たぶん知らない場所、太陽、雲、遠くの山をみながら、自分一人で旅した場合をイメージしながら走っているからかもしれない。

道端の露店。遠くに見える山から取ってきた宝石の原石だそうです。

途中平坦な道から丘に地形が変化。オボー(旅の安全を祈願する道)に差し掛かると、ついに砂漠が遠くに出現。

オボーとゴビ砂漠

連山の手前側がほぼ砂丘のような感じ。東西150km以上というだけある。日本の砂丘とはスケールが違います。

砂丘の近くで昼食をとったら、水場のホンゴル川へ。馬とワシの先客がいました。どうやらこの付近の動物の水飲み場。ガイドブックには全くそんな情報載っていません。地元のガイドもほとんどこないそうです。

引き返すのかと思ったら、そのまま川に入ると言うじゃありませんか。びっくり!水自体は非常に浅瀬なのですが、その中をどんどん遡上。上流の風が気持ち良い場所で休憩。

ランチタイム
ホンゴル川に入るところ
ホンゴル川
ホンゴル川と馬

その後、待望の砂漠へ。

砂漠を走りたいと言っておきながら、サンドは初体験なので、なかなかむずかしい。うまくできないといろいろとやり方を考えるのが、バイクの醍醐味です。斜面にトライするも、1回目は登りきれず、2度目で登頂。砂丘って登ってみると意外と高低差があり、下からの見え方にギャップがあることに気づく。しばらく砂丘で遊んだあとにキャンプに移動。

途中、ラクダに乗せてもらったり、新しい体験ができた走行2日目でした 。

ラクダ。すごく大きい。

ちなみに地平線から昇る、中秋の満月も見ることができました。

ゲルと中秋の満月

【9/14(土)4日目】

ホンゴル砂丘からダランザドガドへ

モンゴルのゴビツーリングも3日目。西から東へ約220キロ戻る行程。

モンゴルの平原や砂漠地帯を想像すると、単なる平坦な道が続くように思えるかもしれません。実際には、起伏のある丘陵地帯、峠、そして干上がった河川もいくつもありました。

干上がった川の跡。この後、向こうの丘にセローで登った

この日は右手にゴビ砂漠を見ながらスタート。土曜日と言うこともあり、途中でモトクロッサーを積んだ車が声をかけてきたり、休憩していると現地の方が近づいてきて自然に会話をしたり。とにかくこの土地の人々は、まるで知り合いのように自然に会話しています。

道というより轍

砂漠が視界から消える頃、ちょうど緑の生えている丘陵地帯に差し掛かる。いくつものアップダウンを越えていくと、イジレーさんが右手を指す。見ると土煙を上げながら3匹の動物がものすごい勢いで走っていく。野生のガゼルです。テレビで見るとクローズアップで追従するので、そのスピードがよく分かりませんが、モンゴルの広い自然の中ではスピードが良く分ります。端から端まで移動していくスピードを目の当たりにすると、その速度は脅威です。速いだけでなく、ストライドの一発一発が大きいので、あっという間に彼方まで行ってしまいます(ビデオの2分ごろから右手に出現)。時速90kmで走るそうです。

丘陵地帯も端になるとはげ山が近づいてきます。これらをいくつも乗り越えていくのですが、そのたびに蒼い天空に向かって進んでいくので、天に上る感じです。

通訳のボギーさん。今年の6月にバイク免許を取ったそうです

平坦な道になればなったで、2日前よりもアクセルの全開期間を伸ばしてみたり、いろんな楽しみ方があります。しかしゴビで見た以外は、水のある川は見当たりません。(干上がった川はいくつもありましたが)。この辺の人々の生活が気になるところです。途中放牧されてるヤギの水飲み場などがありましたので、地下水を汲み上げていると推察です。

ヤギの水飲み場。建物内の井戸から地下200mの水を汲み上げている

しかしホンゴルから200キロ、街が遠くに見えるあたりまで来てやっと、1つだけ道路標識があったり、電信柱が見えてきました。広野っぷりが半端ありません。

やっとみつけた標識(らしきもの)

当初はツーリストキャンプでゲルに泊まる予定でしたが、夜は結構冷えるので(9月の北海道なみ)、急遽ホテルに予定を変更してくれました。この辺のホスピタリティーはとても助かりました。夜は珍しいラクダの肉などを食べて、ゴビ最後の夜を過ごしました。

ラクダ肉

オフロード初心者の私でも、楽しめたのは、日本よりも道がとても広いので、操作がのびのびできて、走りやすいからだと思います。またガイドライダーの心配りがとても行き届いているので、コースの分らない原野でも安心して走れました。サポートの方たちに感謝です。

【9/15(日)5日目】

ダランザドガドの空港を早朝に出発してウランバートルに到着。

空港まで車で迎えに来ていただいて、そのままガンダン寺に向う。モンゴル仏教界の最高学府だそうです。中には建物ギリギリのサイズで観音像(26m)がどーんと立っています。

ガンダン寺
観音様

観音様の周りにはマニ車(経文の入った筒)と小さな仏像が取り囲んでいます。マニ車は2回回すとお経を唱えたのと同じ功徳があるそうです。そして小さな仏像は一体一体顔が微妙に違います。お寺に寄付をした方の仏像だそうです。

マニ車
仏像郡

一旦ホテルで休憩してから、ショッピングへ。ちょうどこの日は、広場を中心に約半径2キロメートルは歩行者天国になってました。広場はいろんな催し物が開かれるそうです。この日はブックフェアでした。最近モンゴルでは読書熱が高まっているようで、本を持ち寄って読書会なども開かれているそうです。

そしてチンギスハン像の前では、こどもの歌唱コンテストが行われていました。

アジアの実業家の伝記らしいのだが、モンゴル語全く読めず断念
突如始まった、家族内?ストリート騎馬戦。歩行者天国、みんな楽しそう

夜はあったかい鍋を選ばせてもらい、日本人の方が経営するレストランで最後の晩餐です。オーナーの増井さんは25歳で異国の地でビジネスをしているのですから、すごいものです。

レストラン KAEN
増井さん(右手前)、通訳のボギーさん(右奥)、私(左)

【9/16(月)6日目】

早朝ホテルを出発して帰国です。

バイクのツーリングに加えて、モンゴルの文化なども楽しめた充実した1週間でした

最後に素敵な旅をアレンジして道祖神のみなさま、ありがとうございました。

イギリス マン島TTレース2019 観戦ツアー 9日間

今年も催行しました、マン島TTレース観戦ツアー!

マンホールや線路もあるごく普通の一般道を、命知らずの凄腕ライダー達が最高時速300kmオーバーの速度で大爆走!

撮影場所:Creg-Ny-Baa(クレグ-ニー-バー)
撮影場所:Ballaugh Bridge(バラフ ブリッジ)
撮影場所:Quater Bridge(クォーター ブリッジ)

場所によってはわずか1~2mの距離で見れちゃう、鳥肌と驚きが尽きないこのツアー。

島全体がバイクとライダーで埋め尽くされるその景色を見て、心から幸せになれました。

説明なんて不要の方も多い、世界一有名な伝説の公道レースかと思いますが、一応リンクを貼っておきます。

マン島TTレースとは?(Wikipedia)

島内の一般公道(赤線)を使用して行われるレース
コース内には場所ごとに名前が付けられている

この住宅街や山間部を走り抜ける、いわばごく普通の道を結んだ約61kmの一周を、トップ選手はわずか17分ほどで駆け抜けます。シニアTT決勝では6周=約366km、東京⇔仙台間と同距離を一般道をわずか1時間40分程で走るのです。その平均時速はなんと200km/h以上!

バイク乗りにとって、一生に一度は見ておきたい憧れのレースと言っても過言では無いでしょう。

道祖神の観戦ツアーの特徴は、

・添乗員同行で道中安心&豊富な観戦情報提供

・宿泊は参加者だけのホームステイでまるでマン島の住人になった気分が味わえる

・マン島住民ともコネクションがあり、例えば1・2を争う人気のジャンプスポット「バラフ・ブリッジ」がベストポジションで観れる

アーチ状の橋からまるで発射台のようにマシンが飛び出す!
テレビ局も陣取るべスポジです!

といったようなメリットがありますので、個人で行くよりも充実した観戦ができます。

全9日間のツアー日程で、飛行機での移動日を除いた6日間で観戦&イベントを楽しみます。

今年は5名様という少人数で何とかツアーが成立したのですが、 それゆえに非常に和気あいあいとした感じになり、気の合う仲間同士での旅のような雰囲気でした。

ホームステイ中の食事風景、ほぼ自炊でした
島内観光での一コマ

また、雨続きで軒並みレースが短縮され、スケジュールが目まぐるしく変わりましたが、 その分観れるタイミングを逃さずに動くよう全員の行動が統一されて、 計画的&精力的に観戦スポットや島内の名所を動き回り、中身の濃い時間を過ごせました。

また、スペインからモンゴルを目指してご夫婦2台で走っている、 道祖神ツアー常連の伊藤夫妻も現地合流し、ますます盛り上がりました。

お二人ともいい笑顔ですね!

以下、ツアーの様子を写真でお伝えします。

スタート&フィニッシュがあるグランドスタンド
周辺は物販ブースや飲食ブース、ステージなどでお祭り騒ぎです
スタート直後のバイクが激走!
パドックに戻るバイクをこんな至近距離で観れちゃいます。マシンは #2 Nortonライトウェイトクラス(650ccまでのツインエンジン)
パドックもこんな至近距離で観れちゃいます
今年唯一の日本人TTライダー、山中正之選手が所属するTeam I.L.R を訪ねると、ご本人とお会いすることができました
Team I.L.Rのボス、Ian Lougher氏も交えての記念写真。すごい!
Ian Lougher氏は、ノースウエスト200で9勝、マン島TTレースで10勝、サザン100レースで32勝を挙げた、 伝説の公道レースライダーの一人です
#10 Peter Hickman(BMW)と#6 Michael Dunlop(BMW)のホームストレートバトル。同じバイクを駆る実力者同士の、直線でのオーバーテイクの瞬間をとらえた貴重な写真①
#10 Peter Hickman(BMW)と#6 Michael Dunlop(BMW)のホームストレートバトル。同じバイクを駆る実力者同士の、直線でのオーバーテイクの瞬間をとらえた貴重な写真②
#10 Peter Hickman(BMW)と#6 Michael Dunlop(BMW)のホームストレートバトル。同じバイクを駆る実力者同士の、直線でのオーバーテイクの瞬間をとらえた貴重な写真③
第1コーナーにあたるQuatre Bridgeにおける、 #10 Peter Hickman(BMW)と#9 David Johnson(HONDA)のバトル。SUPERSTOCKクラス(1,000cc以下でチューンナップ範囲が規制)
地元マン島出身で#1のConor Cummins(HONDA)
コーナーを曲がったあとはこのストレートをあっという間に走り去っていきます
体感速度的に一番速く思えた#37 Morgan Govignon(KAWASAKI)、ブッ飛んでいきました!
サイドカーレースも超速くて動きがダイナミックで面白いです
最高速が出るSulby Straightでは、もはや一瞬しか観えません。SUPERBIKEクラス(1,000cc以下でチューンナップ規制なし)では300km/hオーバーが出ます
ここで左足が無いライダーが乗るサイドカーがリタイヤしていて、乗らせてもらうことができました
シフトチェンジができないため、オートシフターを搭載するスペシャルマシンでした
第3コーナーを曲がると、コースは山の中へ。登山鉄道に乗って観戦スポットのBungalow(バンガロー)へ行くと、こんな素晴らしい風景が広がります。しかし、ここは霧や雨が多く選手を悩ませる難所でもあります
TTレース歴代最多26勝の記録保持者である伝説のライダー、故Joey Dunlopの銅像が静かに丘の上から見守る
こんな美しい風景の中を轟音を上げたマシンが疾走し、次々と現れては消えていくのはマン島ならではの光景です。
コース上をなんと線路が横切っています。これもマン島ならでは!
目の前に広がる幻想的な光景についつい時を忘れ、 日が傾くまで夢中で観ていました。(この時期のマン島は日が長く、夜22時頃にようやく日が落ちる)

レースだけではなく、TTウィークのイベントやライダー同士の交流、そして島内観光も大きな楽しみです。

ダグラス・ビーチレース
島内にはいくつものバイクミュージアムがあります
やはり古い英車が多いです
博物館巡りだけでも数日楽しめます
街中のバイクウォッチングもとても楽しめます。ニンジャ・タートルズ 笑
マジなで眼で激走する、爆音カブ軍団
英車の代表、TRIUMPHのTR5T TROPHY TRAIL。カッコいい!!
これならどんな悪路でも走っていけそう。自転車のようだ!

最後にレースに戻ります。

SUPERBIKEクラスの選抜メンバーのみが参加できる、大トリのシニアTT。 約364.2kmを1時間43分49秒521で駆け抜けた今年のヒーローは、 #2 Dean Harrison(KAWASAKI)でした!

Congratulations!

ちなみに、怪我から2年ぶりにTTの舞台にカムバックした、現役最多通算23勝を誇るJohn Macguinnessは今年無冠に、偉大なるDunlop家の血が流れるMichael DunlopはLIGHTWEIGHTクラスで1勝のみに終わりました。

Dean Harrisonはじめ、 Peter Hickman、James Hiller、Conor Cumminsなどの活躍が目立った大会でした。

来年ももちろん観戦ツアーをやります!

マン島TTレース観戦ツアー2020

2020年6/6(土)~6/14(日)9日間

旅行代金:¥398,000

世界一有名な公道レース、数々の伝説が生まれた舞台を、来年はぜひ体感しに行きましょう!

ご参加お待ちしております!!

イギリス 2020年 マン島TTレース観戦ツアー 9日間

モンゴル 小林直樹と行く!!大草原のオフロードライディングスクール 6日間

6/15~20で開催した新企画、道祖神と世界選手権で活躍したトライアルライダー小林直樹さんのコラボツアー。モンゴルの果てしないオフロードを楽しみつつプロからライテクが学べる、一度で二度おいしいこの企画は結果としてその何倍もおいしすぎる、参加者から大絶賛・大盛況で終わりました!

【ツアー情報】 https://www.biketour.jp/tour/00064-mongol-kobayashi/

記念すべき第一回には、オフロード初心者からさらなる上達を目指すベテランの方まで、計4名様がご参加。小林直樹先生とガイドで元大相撲力士の光龍氏、プラス4名のモンゴル人による、マンツーマン以上の手厚いサポートでツアーが進行します。

ゲルのキャンプ地をベースに、こんな景色をみるだけでも贅沢なのに、オフロードバイクで走れるなんて最高です。

初日はこの丘にある5つのセクションを使い、ツアー中に役立つ半クラのコツや登り下り、デコボコ道のコツなど、楽しみながらレッスン。

しっかりと基本を学んだあとは、その技術を生かして大自然の中へ。移動中に停まって皆さん写真撮影など満喫しますが、これがなかなか前に進めないくらい絶景ポイントがいっぱいなんです!

遊牧民族のみんなが手を振ってくれたり、動物も沢山出てきて最高に楽しい気分にさせてくれます。

荷物を運んだり、写真撮影をしてくれるサポートカーは、とても頼れる存在です。

ツアーの楽しみの一つ、川渡り。最初はみな経験が無くとても不安そうです。でも、初日の半クラッチの使い方とステップバランスのレクチャーのおかげで、しだいにスイスイと渡れるようになり、ツアー後半にもなると皆さん勢いよくバジャーンと飛び込むように!水を切り走破する姿に、スタッフが感動します!

巨大なロックの山の絶景の中を走るのも、また爽快なんです。

3日目は、何も無い真の自然の中でのワイルドキャンプ。ゲルとは違い山の高い丘でテントを張り宿泊します。こんな場所で絶景を眺めながらのバーベキューは、どんな高級レストランよりもおいしい!

キャンプ翌日、早起きした人には信じられない御褒美が!雲海が目の前に、しかもその雲海の中にバイクで入るという、超貴重な体験もできました!

みなさん意外にテンションが上がっていた、昔クリスタルストーンを発掘していた秘密の場所!

レッスン最終日は、ゲルキャンプをスタートした後オフロードとロードを交互に走り、一日かけてウランバートルへと移動。

そんな帰り道、みんなを祝福してくれるかのように馬の群れが‥馬と鉄馬のツーショット。

チンギス・ハーンの巨大な像に到着。その高さはなんと40m!

展望台の上へ。モンゴルの大地が360℃見渡せる、この大絶景でツアーのクライマックスを飾ります。

事故無く怪我無く、 さらにまるで別人のようにパワーアップして、全員無事にウランバートルのツアー発着基地に帰着しました。

参加者全員が大絶賛に終わったこのツアーは、 モンゴルで極上のオフロードツーリングを楽しみつつ、しっかりとスキルアップできる、 参加しないとわからない魅力がタップリの、6日間ながらも充実確実のツアーです! 元・HONDAワークストライアルライダーの小林直樹さんと一緒に、果てしない大草原と変化に富んだ自然を走り回り、満点の星空の下でキャンプもしながら、バイクを操るための正しい知識を着実に学べます。また、現地では元・大相撲幕内力士のモンゴル人ライダー・光龍(こうりゅう)氏がサポートするという面白さ。バイクはセロー250、WR250FまたはWR450Fからご選択頂けます。

オフロードが大好きな方も、これからオフロードを始めたい方も、必ずご満足頂ける最高の環境と先生がそろったスペシャル企画です。

今年度あともう一回、8/23ご出発の回がありますので、ご参加を心よりお待ちしております!!

https://www.biketour.jp/tour/00064-mongol-kobayashi/